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演劇のお医者さん(若林医院)

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2012年 10月 27日

■秩父農工高等学校演劇部

■秩父農工高等学校演劇部_c0209544_2322751.jpg【日時】2012.10/26(金) 17:00~21:00
【場所】秩父農工科学高校・清心館ホール
【芝居】コイケユタカ/作「千年ロッカー

■■【往診内容】

■■【感想】 秩父農工科学高校・顧問  コイケユタカ
▼今年の芝居『千年ロッカー』を観ていただくのは、なんと10月末の今回が初めてでした。それだけ大学の授業や劇団SHOW、農工OBの劇団天末線などなど超ご多忙ということで、そんな中を往診に来ていただいたこと、改めて感謝感謝です。(あんなジュース1本じゃ申し訳ないっす!)
▼「タンテイ・イタオに見られてからオジョーが顔を背ける」・・・例えばこんな直し一つで、芝居の線が俄然強くなりました。「おぬしら勝手に何してんだニ!」の「おぬしら」を低く、「何」を高く、「してんだニ」で落とす・・・何ということでしょう(ビフォーアフター風・・・劇的だけに)見事に差がつきました。
▼「芝居の線」も「差」も、思い返せばウン十年前に教わったキーワード。なのにまだ全然マスターできていないわけで(( ;゚Д゚)))ですが、師匠の直しを「頷ける」というか、「確かにそうだ」と納得できるというのは、方向性が間違っていない証なので、ポジティブに頑張ろうと思います。
▼もう一つ、線がつながったシーンでも、差をつけた科白でも、理屈抜きに「役者自身が気持ちよくなっていた」ことが印象深かったです。これを役者たちが体感できたことが貴重ですね。「線」や「差」を他のシーンに(あるいは次の芝居に!)応用する際には、うまくいったときの快感体験が拠り所になるはずですので。
▼明後日の中学生公演や11月の中央発表会、そして3年生の引退公演となる自主公演に向けて、若林医院の往診を無駄にしないよう頑張ります。
ありがとうございました!

▼ちょっと宣伝♡秩父農工演劇部第33回自主公演『純度100%』は、2013年2月3日(日)に皆野町文化会館で開催します。『千年ロッカー』の他、『極楽トンボの終わらない明日』『銀河鉄道の夜』も合わせて豪華3本立て!ぜひお越し下さい!

■■【感想】 ヒナタ役の古池瑞希
▼今回は1年生を中心とした直しでとても勉強になりました。
私としては若林先生に直しを受けるのは初めてではなかったので、いつも出てくるキーワードに気付きました。差や低い声、線を太くするということを改めて教えて頂き、みるみる変わっていく1年生に驚きました。
また、一年生には歩き方から教えていて、歩き方を変えるだけでキャラが違って見えたので面白かったです。若林先生に教わったことを参考にして、中央発表会もリラックスで会場を自分達のものにしたいです!
見ていただいて本当にありがとうございました。

■■【感想】 3年 高野 優香
▼「千年ロッカー」が若林先生にみてもらうのは初めてで、楽しくできました^^地区大会が終わって、なんとか形にした芝居はまだまだ隙だらけでまたコイケ先生の台本も書き変えて、新しい「千年ロッカー」を上演前に若林先生に治してもらえてとても良かったです!!★
▼今回は改めて芝居の「線」ということを勉強しました。いままで、自分たちで作ってきた芝居はみんな線を太く太くと気をつけながらやってきたんですけど、はやり宇宙の若林先生はすごいです!!!!
さらに線と線を太くして一段とわかりやすくなりました。
これを活かして、いろんな場面でさらにお客さんにわかりやすく伝えたいとおもいました!!^^
▼また、セリフの高低さをつけるということで、私は3年生でなるべく高低をつけたいとおもっていたんですけど、まだまだできていなくて若林先生に治してもらってからはセリフも言いやすくなったので、これを他のセリフにも活かしていきたいです。
若林先生やコイケ先生が言ってることは農工演劇部での経験でわかるようになったので、次のステップとしてはそれを実践していきたいとおもいました。
▼今日、中学生公演を終えてみんななんとか若林先生に治してもらったところをうまく消化していい一本になりました!!
あと2週間あるので中央大会までにはさらにパワーアップした千年ロッカーができるように頑張りたいです。
また、時間ある時に是非治していただきたいです!!!!!!!
また若林先生との稽古を楽しみに待ってます(≧∇≦)素敵な治しありがとうございました!!!

by tetsubin5 | 2012-10-27 23:02


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