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演劇のお医者さん(若林医院)

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2011年 08月 17日

■正智深谷高校演劇部

【日時】2011.8/17(水) 13:00~19:30
【場所】正智深谷高校演劇部練習場
【芝居】「フラスコ・ロケット
■正智深谷高校演劇部_c0209544_2218476.jpg
■■【往診内容】



------▼当該顧問以外の先生方の【感想】はブログ「劇団トラアナ」(→「お気に入りブログにリンク」)の方にアップしてあります。

■■【感想】正智深谷・顧問  佐竹
▼大袈裟でなく自分の今までの演劇人生の全てをかけて作った通しを若林先生に見ていただきました。でもいつもながらに勉強になることばかりでまだまだ自分に足りないことが多いと痛感しました。
・役者は常に外側に驚く気持ちを忘れずに目を張り続けて生き生きとしたセリフを相手に言い続けること。
・放物線を意識して相手の役に入るセリフ回しを心がけること。
・演出は芝居全体を見ることを常に意識し、芝居の中心と役者同士の関係を感じながら、セリフのない役者の心情をもつかみつつ、その場にそぐった演出をし、場面を全体として演出すること。
・常に現場主義に徹し、役者がやり易く、発展性のある登場人物の設定を見つけ、芝居に広がりを持たせること。
・セリフの語尾に次のセリフをさっとかぶせて、頭でやっている芝居を本当の演劇に転換させていく方法。
・またその中で、しっかりストップするところはストップしてお客から見易い演出をするそのやり方。
・演技や役者の動きにおける曖昧な部分をなくし、説明的な演技ではなく、具体的な心情に裏打ちされた自然な演技を演出すること。などなど、いつもながらではありますが、いろいろなことを学びました。
▼しかし、今回一番反省したことは、知らず知らずのうちに今回もやはりサタケ個人の好みの演出をしてしまっていたのだと気づいたことでした。相手に集中し続け、「自分はどうでもいい」という意識で、やり切るというのは、役者も演出も同じだと気づきました。
▼お忙しい中、来ていただいた若林先生、ありがとうございました。
これからも頑張ります。今後とも宜しくお願いします。
また、新幹線を使ってまで来ていただいた田村先生、茂木先生、来ていただいて、ありがとうございました。


■■【感想】モリモト役 1年 関口 舞
■正智深谷高校演劇部_c0209544_22205366.jpg▼本日はお忙しい中ご指導いただきありがとうございました。
若林先生の演出は私達が考えていた劇と違い、私達の頭の固さを改めて感じました。
また、自意識の強さについてもです。なのでこれからは先生に教わった外に対する気づき、目はりを意識して演技をしていこうと思います。
▼今日教えていただいた事をもとにより良いフラスコ・ロケットをつくっていきますので応援の程宜しくお願いいたします。

■■【感想】クロキ役 1年  高橋莉央
今日は遅くまでありがとうございました。
▼今までもそうでしたが、正直、同じ台本でもあそこまで変わるなんて思ってませんでした(笑)
なので、演出の重要さを改めて実感しました。
設定や舞台の配置も変わりましたが、今日教わったことを参考に、中央大会目指して全員で頑張りたいと思います!

■■【感想】ヤスダ役 1年 降旗克弥
「今日1日の稽古で自分が気付かないことなどを気付かしてもらったり、とにかく収穫の多い1日となりとても勉強になりました。」

■■【感想】キミシマ役 1年  休田瑛美
今日は自分に必要なことが分かって良かったです。
正直、今日の練習は辛いかなーと思ってたけど疲れを忘れるくらい楽しかったです!!
目を張るの頑張りたいです!!

■■【感想】照明 1年 江森章紘
僕は6月に演劇部に入って、まだ演劇のことで全然分かってないところがあります。だから今日の練習で、普段の練習より、沢山の大事なことを学び、早速、練習で生かしていきたいです。

■■【感想】ムラセ役 1年 清水弘貴
顧問の先生とまったく違った考え方で驚きでした。
まだ1年なので何とも言えませんが若林先生の考え方も分かる気がしました。
とても面白かったです。

■正智深谷高校演劇部_c0209544_2221563.jpg■■【感想】音響 2年 川村
▼教えかたがうまくて理解力に乏しい自分でも分かりやすかったです
役者の演技がどんどん変わっていくのが見ていて楽しかったです

■■【感想】 稲岡真絵( アオヤマ役)
▼若林先生に教わって、台本に書かれていないところも役を演じるということ学びました。
▼色々と変わって大変でしたけど、教わることがいっぱいでとても楽しかったです!!!!

■■【感想】 鈴木萌夏(ナカガワ役)
▼本人は気づかなくても喋っているときに不自然に動いているということがわかりました。
なので教わった解決法をこれからの活動に生かしていきたいです。ありがとうございました。

■■【感想】正智深谷高校 演劇部OB 劇団SHOW 松坂 貴大
▼初めてOBとして参加して、後輩達がどのように変わっていくのか楽しみに見ていましたが、まさか役の性別を変えるところからスタートしたのは本当に驚き、演出の幅の広さを感じました。
性別や舞台の変化に柔軟に対応していった後輩達にも驚きましたが、気になっていた場面がどんどん良くなっていく様子はいつ見ても圧倒されました。
▼今後、彼らの芝居がどうなっていくのか楽しみになったのと同時に今後、演出をやる機会がある時にも生かしていきたいと思いました。本日は本当にありがとうございました。

■■【感想】 師岡優太(正智OB)
先日の稽古大変お世話になりました!
初めて若林先生の演出を拝見させていただきましたが、一言で言うなら「衝撃」です。
 私は今まで目を張ることの意味をよく理解せずにきました。しかし、若林先生の演出を見ていて「これはとても根本的なことに関わる重大なことなんだ!」と思いました。それは生徒の変化でも明らかでしたが、相手に気を向けることで以前までとは全くの別物になったからです。一方通行でなくなり、自然な生きたやりとりが行われていたのには驚きました。“自分はなくならないから、外に気を向ける”この言葉は今後芝居をする上で私自身も是非参考にして取り組んでいこうと思います。また是非次の機会に勉強させていたたけると助かります。本当に貴重な時間をいただきありがとうございました!

by tetsubin5 | 2011-08-17 21:44


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