演劇のお医者さん(若林医院)

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2018年 10月 31日

■■■演劇のお医者さん「若林医院」について

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演劇の専門医「若林医院」は、アマ、プロ問わず、芝居が陥っている病理を特定し、治療し、演劇本来のエネルギーを回復するための医療機関です。

以下、その往診内容やカルテを患者さんの同意を得て掲載しています。

治療希望の方は以下のところまでメールでお申し込みを・・・。  
tenmatu@sa2.so-net.ne.jp

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ただし、高校生への若林医院の治療の目的は、そのチームの「芝居づくりの可能性を育てること」です。「大会で勝ち抜くこと」ではありません。
治療を受け、処方箋の薬をシッカリ飲んで自ら力をつけ、その後でもし良い結果が得られたとしたら、それは患者さん自身の力です。



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# by tetsubin5 | 2018-10-31 10:56
2018年 10月 11日

◆草加南高校演劇部

【日時】2018.10.8(月)
【場所】草加南高校・挌技場
【芝居】「はなまぼろし」作・大谷駿雄
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■■【往診内容】

埼玉の西の端(秩父)から東の端(草加)まで車を飛ばした。
「はなまぼろし」は、私が別役さんの芝居を始めた頃、一緒に全国大会(宇部市?)に出た記憶がある作品。
かなり古い作品。「今時の高校生が良くこれを選んだな」というのが最初の印象。
「クサナン」は、大道具や舞台転換を含めて、いろんなところでいろんな工夫をいつも見せてくれる。
演技も正統派。そのまじめさは好感度高いが、舞台の上に豊かな空気が流れていない。
やはり意識の中心を(一度自分を離れて)外側に置くことで、演技のスイッチを切り替える必要がある。
それを中心に直しを入れる。う~ん、見事に変わる空気感。ハハ。
これを他のところにどれだけ拡大出来るか?
それがクサナンの本当の実力だ。


■■【感想】

2年 小川源樹<若者>/演出  部長

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今回は1年ぶり、演出という立場に変わっての診察でした。昨年教わった左脳から右脳に切り替える、コペ転、セリフのABCなどまだまだ演技に応用できていないなと改めて実感しました。治療をしていくうちに演技がみるみる良くなり、演者達もすごく楽しそうにやっていて、演出のお勉強もさせて頂きました。この大会だけでなく、まだまだお芝居を作らせていただく機会があるので、どんどん演技に取り入れていき、部員一同に叩き込んでいけるように頑張りたいと思います!

2年 浅生遥楓<桜子>

今年もまた御指導いただきありがとう存じます。
今回の役は黙っているシーンも多く台本に無い芝居が多かったのですが、他の人のセリフを聞きながら桜子の反応まで診て下さり、流石だなと思いました。
台詞にABCが付いたことで空気にメリハリが出来始め、気づきや表情もつけやすい環境になってきたので、他のシーンでも活かしていきたいです。 また御越し下さり御時間があれば、セリフや役作りの面も御指摘して頂きたく存じます。誠にありがとうございました!

2年 渡邉誌音<母>/美術監督

去年は立ち稽古を見ているだけで感動しましたが、今回は実際に立ち稽古に参加して、改めて演劇の楽しさを知ることができました。楽しさだけでなく、どうしたらより良い劇ができるのかを先生の教えを糧に頑張っていこうと思います!

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3年 若林大地 <父>

僕にとっては今回で4度目となる若林先生との稽古でしたが、若林先生からいただける薬は毎回違う刺激です。セリフを放物線として考えること。中心が外に移る瞬間。台本のテーマの重要性。若林先生から処方していただいたものを挙げていくとキリがありませんが、1年生の頃に僕が感じた「演劇の楽しさ」を今回の稽古で今の1年生がしっかり受け取っていてくれて、嬉しくてたまりませんでした。その後の稽古も、気持ちが上がると共に演技の質も上がり、有意義な練習ができました。モチベーションが舞台上のクオリティに直結していると再認識させられました。不安なのはこれがだんだん薄くなってしまうということです。若林先生の言葉を毎日思い出しながら中央大会に向けて精進したいと思います。本当にありがとうございました。

2年 小鮒迪佳 <風>

クール(?)で声の低い風です。最初の方は演技を見ていたのですが、放物線やセリフを言っていないときの動きなどを意識したら感情がより伝わりやすく、一人ひとりのキャラの性格が分かりやすくなりました。
<風>では、なんとなくで動いていたところなどをご指導いただいて、改善できた気がします。これからは、私の特徴であり、褒めてくださった低い声を伸ばしていきます。また、コペ転や右脳で動くことなど今回教わった色々なことを意識して頑張ろうと思います。

1年 桜 見雪<透明な子どもたち>

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初めて若林先生の稽古を受けて、今まで全然「こっこ」になりきれてなかったなと気づけました。今まで段取りになってしまっていて、全然感情で動けていなかったので、これからは右脳を使って、「こっこ」らしく無邪気に楽しんで演じようと思いました。私はセリフはないですが、ABCのことなどとても勉強になりました。他の方の演技もABCを意識したことで見ている側も劇に入り込むことができました。私もこれから使っていきます!(1年 近藤奈々子<透明な子どもたち>)

1年 桜 見雪<透明な子どもたち>

1日ご指導ありがとうございました。言葉の言い方や放物線にするようにセリフを言うだけでこんなに雰囲気が変わることにびっくりしました。私はセリフがないけれどセリフのない動きがすごく大切だと分かりました。演技することがとても楽しく感じました。

1年 田村真実 照明OP

今回私は、スタッフだったのですが、聞いているだけでもとても参考になることばかりでした。 本当にありがとうございました。

2年 布谷日菜世 音響OP

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スタッフから見て、キャストがいつもよりいきいきと演技をしていたような気がします。ひとつのシーンに対する真剣さが伝わってきました。 演技指導だけでなく、動きの指導もしていただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
▼ 顧問 東村ゆりか

この難しい作品に取り組むにあたり、世界観をどう作っていくか、悩みどころだったのですが、リアリティを大事にした関係性を芯にして、ファンタジーのラッピングをする、という方向性は間違っていなかったのだな、とか、脚本への批評的な見解を示していただき、色々と気づかされ安堵しました。
役者たちの物言いや反応が変わってくる”マジックタイム”は、いつ見ても嬉しいものです。その一方で、「そんな細かいところまで!」指導されないと気づかないのか!?という歯がゆさを2・3年生の部員に感じたことも事実です。普段の指導の至らなさを突き付けられた格好で、本当に汗顔の至りでございました。
おかげさまで、翌日の通し稽古や抜き稽古はいつもより真剣に集中して臨んでいたようです。このモチベーションを維持したまま、次回の公演へ向けて頑張らせたいと思います。ありがとうございました。次回もまた、よろしくお願い致します。

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# by tetsubin5 | 2018-10-11 09:57
2018年 10月 01日

◆ 桶川高校演劇部 ②

【日時】2018.9.29(土)
【場所】桶川高校・練習場
【芝居】「埼玉会館のはしの方」作・今井唯太
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■■【往診内容】

前回の文化祭公演時に続いて、2度目の往診。
2回目なのに、道を間違えて、久喜方面に行ってしまう。で、ちょっと遅刻。
「日常会話を自然にやりたい」思いは充分判るけど、余りにもエネルギーが足らないので、芝居が観客の方に立ってこない。
放物線を自分たちで応用してくれていたが、頭(左脳)での応用なので、芝居をイキイキするためのツールになっていない。
放物線のテクは、あくまでも「アレッ」と外に驚く心のエネルギーがあって初めて効いてくる薬なのだ。
で、まず、声の大きさではなく、心のエネルギーを開拓するべく、治療開始。
前回少しだけ直した3人を核にして、再度「外に驚く心のスイッチ」の入れ方をレクチャー。
結果、感性や性格の良さがイキイキと息づいてきた。
後は、自分たちで、心のスイッチをどう入れ続けられるか。
1週間後の本番。期待しよう。

■■【治療感想】

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▼ 安室 ショウ 役
普段は左脳を使っていたけど、右脳を使うことが難しかったんですが、少しのヒントで右脳を使えることができたので良かったです。自分は覚えるのが遅いので難しかったのはありますが、少しは分かったので活かせるようにしたいです。


▼ 山崎 ハヤト 役
今回の練習で、今までの私たちのイメージを越えた考えを持っている先生と出会えて、とても感動しました。この練習内容を忘れずに、頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。


▼ 堀 ユナ 役
山の付け方で聞こえ方が変わったり、聞き手の心に入りやすくなったりするなど、台詞1つをとっても、とても奥が深いと思いました。
今回の講習をうけたことで、具体的なコツがつかめ、演技をするのがより一層楽しくなりました。
この度は、ご指導ありがとうございました。これからも、さらに上を目指して、精進して参ります。


▼ 小野 ダイキ 役
前回ご指導いただいた時よりも、より細かく指導していただき役者一人一人の演技力がとても上がったと思いました。
自分自身以前よりも、左脳から右脳へのスイッチの切換えがしやすくなりました。
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一つ一つのセリフでも驚くことを意識したり、台詞が無くても反応するようにしたことにより、劇の完成度もかなり上がったと思いました。大会までの残り少ない期間で、若林先生に教わった【左脳ではなく右脳で演技すること】【台詞の山を意識すること】【一つ一つの台詞で驚きを意識すること】などを心掛けて練習をし、今までで一番良い劇をしたいです。


▼ 江口 アキヒト 役
左脳ではなく右脳で演技する事の重要性を、一回目の時よりもさらに気付く事ができました。説明の時に演技を交えるなど分かりやすく、上手くいかなければ止めて、分かるまで説明してくれるなど、とても有意義な時間となりました。明るい感じで言わないといけないセリフを暗く言ってしまうという課題が見つかったので、これを改善していこうと思いました。


▼ 福山 カナ 役
二回目のご指導を受け、山の付け方が下がってしまうと迷っているように聞こえてしまったり、感情が違って聞こえてしまうということが分かりました。また、山の【B】で言う台詞は自分が思っている以上に大きい声で言っても大丈夫ということも分かりました。
今回は、前回よりも長く練習できたこともあり、前回以上に楽しく演技の出来る場面になりました。他の場面でも、楽しく演技ができるように、初めは山を意識しながら最終的には自然に出来るように、大会までの一週間を頑張ります。ご指導ありがとうございました。


▼ 舞台監督(照明担当)
舞台監督として役者をどう引っ張っていくべきなのか、どういう事に注視していくべきなのか、という裏方からの視点も演技指導を通じて知ることができました。
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冗談を交えた指導で分かりやすくて、ユーモアのある表現方法によって掴みづらかった感覚を、しっかりした形にしてくれたようで「なるほど」と新たな視点から見て納得でき、感動すら覚えました。特に役者について気にかけ、指摘するところが分かった気がするので、深めていけるよう努力します。ありがとうございました。


▼ 音響担当
役者へのアドバイスの仕方、考え方、若林先生の教えてくれたことの全部を吸収することはできていないと思いますが、今後の演劇に活かしていきたいです。


▼ 顧問 今井唯太
二回目の若林医院ということで、お越しいただきありがとうございました。具体的な診断のもと、次々と施術が行われていき、みるみると芝居の血圧が上がり血流が良くなっていく様子を見られました。
午前中かけて首のあたりの血流が良くなり、午後は足の診察をしていただくと「あれ?足は足で、ゼロから治療が必要なのか…」とも思いましたが、午前中の治療があったことで、足の治療もあっという間に行われてきました。改めて、右脳を刺激し血圧をあげて血が巡るのを実感する芝居作り、を大切にしたいと思いました。
残りわずかな日程ですが、後は、私たち自身が新陳代謝と自然治癒力を高め、ベストな体調で本番に向かいたいと思います。




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# by tetsubin5 | 2018-10-01 11:45
2018年 09月 20日

◆秋草学園高校演劇部 ③

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【日時】2018.9.18(火)
【場所】秋草学園高校・練習場
【芝居】「ある喫茶店のひみつ」三内優友・作

■■【往診内容】

図らずも3度目の往診となった。
過去6年ほど大会に出ていないと聞いて、経験の乏しいチームへのできるだけの協力と言うことで、自然に3回目ということになった。
しかし、今回はかなりの進展をみた。
作者で演出の生徒さんの感性を伸ばすべく、台詞やデッサンを出来るだけやり直した。
特に最後の「テンポ出し」で、芝居の時間が流れる感じを掴めてきたような気がする。
頑張れ! 秋草学園!


■■【感想】

▼ 伊久美(顧問)

3回目の診療をお願いしてしまったにも関わらず、快諾していただきありがとうございます。
「左脳が強い劇」とのご指摘を受け、ほんとうにその通りだなと思いました。生徒たちはすごく素直なので、自分の外のものに驚いて台詞を言い、またそれに驚いて反応して…という体験を通して演じることの楽しさに気づいていってほしいと思います。
また、「自分が中心の劇になっている」という言葉にガツンとやられました。顧問含め、「この場面でこのキャラクターはこういう風に思っている」というところにはこだわるのですが、「観客の目にどううつるのか」ということをほとんど考えておらず、独りよがりな芝居になっていたことを痛感しました。どれだけ深くキャラクターの心情を掘り下げて考えて演じたとしても、客先から観てそのキャラクターたちの気持ちや関係性が読み取れなければ劇に入りこめないという当たり前のことをようやく理解できたように思います。
さらに、間の長さやタイミング、台詞の切り方一つとってもキャラクターの性格やキャラクター同士の関係性を表現できる部分なのだということを学びました。
公演までの日数がなかったこともあり、公演直前はほとんど「先生の直しをいかに再現できるか」という指導が中心になってしまったので、今回いただいた「放物線」「差をつける」などのアドバイスをもとに次は自分たちだけで納得のいくレベルまでつくりあげられるようがんばっていきます!本当にありがとうございました。

▼ 山口(サラリーマン役)
今回ご指導して頂き、動きや放物線などを変えるだけでガラリと雰囲気がかわることを学ぶことが出来ました。
貴重な時間をありがとうございました。

▼ 相田(女子高生・未羽役)
今回の若林先生の指導は午後からしか受けられなかったのですが、女子高生達の会話の中での間やテンポ・話している中での反応のしかた・ストップモーションのアドバイスなど沢山のことを短い時間でしたが学べて、それを活かして上手く演技出来るようになりました。

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# by tetsubin5 | 2018-09-20 16:29
2018年 09月 20日

◆鳩山高校演劇部 ②

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【日時】2018.9.17(月)
【場所】鳩山高校・練習場
【芝居】「ひととせ」奥田菜津・作

■■【往診内容】

2回目ということもあって、一人で直しを引き受けるプレッシャーが少し薄らいだ。
一人芝居の難しさは、相手役への「驚き」を使えなところにある。
気持ちの行く先の変化だけを追う練習から入る。
左脳だけが頼りの生理から、自分の記憶や感覚も外側だという生理が判ると、グッと不安がなくなるはず。
「自然に台詞が出てきて驚きました」
という感想で、こちらも勇気だでる。

初めての、しかもたった一人だけの地区大会。
もう、あんまり考えずに突っ走れ!

■■【感想】

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1年 房野令奈

先生のご指導を受けて、台詞も動きも頭で考えすぎないことと、物に意識を向けることを学びました。分かりやすく教えてくださったので、楽しく練習することができました。今日教えてくださったことと自分の中の課題を忘れず、これからの練習に取り組んでいきたいです。

▼ 顧問 坂本美和

先月に続いて2回目の若林医院。前回のご指導の後、生徒にとっては初舞台となる文化祭での発表があり、「一人芝居をやりきることができた!」と生徒も自信をもつことができました。私一人の力では、劇を完成させることも難しかったかもしれません。演技面だけではなく、舞台づくりから何まで一緒になって劇を作り上げてくださり、本当にありがとうございます。さて、今回のご指導では前回のアドバイスに加えて、「放物線を意識した言い回しをする」というご助言をいただきました。普段使っている「感情をこめて」という伝え方は抽象的で曖昧になってしまいますが、若林先生の「音の響きや高さに視点を当てて」という声掛けは生徒自身も自分の弱点を見つけやすく、改善しやすいようでした。顧問として生徒の演技力を向上させるためにどのような投げかけをすれば効果的なのかを学ぶことができたと同時に、先生のご指導の分かりやすさゆえに僭越ながら「自分も演じてみたい!」と私自身も劇に対しての姿勢を変えることができた1日でした。秋大会での発表をゴールとするのではなく、鳩山高校演劇部として、役者として、そして顧問として、どれだけ成長することができるかが今後の私達の課題です。技術向上だけではなく、何より演劇を楽しめる部活であるように毎日の稽古に邁進できればと思います。



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# by tetsubin5 | 2018-09-20 16:25
2018年 09月 20日

◆松山女子高校演劇部  ②

【日時】2018.9.15(土)
【場所】松山女子高校・練習場
【芝居】「とおのもののけやしき」渡岩崎正裕・作
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■■【往診内容】

なかなか立派な装置。
古いものもよく集めた。
あとは演技とスタッフとのアンサンブル。
やはり一度だけの医院より、複数回繰り返しての往診の方が、がぜん治療効果がでる。
それだけ「右脳へのスイッチ切り替え」と「放物線による台詞立て」は難しいコトなのかもしれない。
しかし、確実に芝居は変わっていく。
楽しさも増していく。
往診終了間近になると、皆、それぞれ解放された顔に近づいている。
う~ん、本番頑張れ!


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# by tetsubin5 | 2018-09-20 16:23
2018年 09月 09日

◆桶川高校演劇部

【日時】2018.9.9(日)
【場所】桶川高校・練習場
【芝居】「埼玉会館のはしの方」作・今井唯太
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■■【往診内容】

当日が文化祭公演だということで、まず朝一の体育館での本番を見せてもらう。
みんな自然な物言いで好感がもてた。
しかし、表現が小さすぎる。
すぐに教室にもどり、1時間ほど表現を大きくするべくレクチャーをした後、
下級生達がやる気になる部分を直す。
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テンポを出しながら、芝居の原始的なエネルギーの出し方を教える。文化祭のために、役者の人数が揃わないので、今日はここまで。
2回目を期待しよう。



■■【感想】

▼ 桶川高校・演劇部員の感想

・抑揚の大切さを知った。
・山をつくることで台詞の聞こえ方が違うと知った。
・裏方からどう見れば良いか分かった。
・空間的な演出をする意味などが分かった。
・感情を出しにくいキャラクターでも、キャラクターの出し方が分かった。
・抑揚でも最後に上がっても良いと知った。  (疑問文のことだと思います。)
・具体的な山のつくり方を知ることができ、台詞の読み方を
 つかめたので、演技をすることがより楽しくなりました。




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# by tetsubin5 | 2018-09-09 16:46
2018年 09月 07日

◆秋草学園高校・演劇部 

【日時】2018.9.7(金)16:30~19:00
【場所】秋草学園高校・練習場
【芝居】「ある喫茶店のひみつ」三内優友・作

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■■【往診内容】

2回目の往診は、いろいろな都合で、平日の放課後になってしまった。
約2時間半の練習で、主に後半、おばあさんの出のところの直し。
キャラクターが面白く、演劇の基本をじっくり勉強し、演劇に対する思いが本格的に育ってきたら、楽しみなチームになると思う。


■■【感想】

▼ 伊久美いくみ 顧問

2回目の診療ということもあり、「何かに驚いて(外側のものに反応して)台詞を言う」ということができている生徒がいる一方で、前回若林先生についていただいている時はできていたのになぜかできなくなっている生徒もおり、いただいた方法やアドバイスを日々の練習の中でどれだけ生かしていけるかということの重要性を痛感しました。
いくつかの場面で動きのデッサンをしていただきながら、現時点で最も足りないのは「放物線」だというご指摘をいただきました。「台詞をどう区切って、どの部分をBでいうか」など部員と考えながら練習してはいるのですが、それを実際やってみると放物線を意識するあまり棒読みになってしまう…ということも多々あり、どうしたらいいのだろうと悩んでいたところだったので図星を突かれたような気がします。
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若林先生が横について何度か生徒に台詞を言わせているうちに、どういうわけかきれいな放物線に感情がのった台詞が聞こえてきてとても驚きました。同じようにやっているはずなのになぜなんだろうと思って見ていたところ、その違いは回数にあるのではないかということに気がつきました。うまく意図した通りの放物線になっていなくても、生徒がうまくいかないことに対して不安そうな表情をしているのを見ると二、三回やって「じゃあここは練習を重ねていこうね」とお茶を濁してしまいがちなのですが、若林先生は生徒が納得のいく台詞になるまで何度でも付き合っていて、しかも先生自身がすごく楽しそうなのです。その楽しさが生徒にも伝染して、「あと一回やってみようかな」というポジティブな気持ちで練習ができているように感じました。まだ未完成な部分も多いですが、文化祭公演にむけてまずは顧問含む部員全員が楽しんで練習できるようにしていきたいです。本当にありがとうございました!




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▼ 高橋(おばあちゃん役)

今までの声の出し方や、高さだと、おばあちゃん感が出きってなく、まだ若い感じのが残っていたのですが、声を低くしたり、セリフの前に何か付け足すとそのキャラクターが引き立つというのがすごく実感できました。また、直接の指導の場でなくても、話を聞いているだけでとても勉強になりました。


▼ 後藤(杏役)

皆が放物線を意識することで、全体の雰囲気が変わるんだなと思いました。とても勉強になりました。


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# by tetsubin5 | 2018-09-07 19:28
2018年 08月 19日

◆鳩山高校演劇部

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【日時】2018.8.30(木)
【場所】鳩山高校・練習場
【芝居】「ひととせ」奥田菜津・作

■■【往診内容】

初めての鳩山高校。
なんと部員一人。当たり前だが、一人芝居に挑戦。
つい「がんばれ!」とこちらも気合いが入る。
だだ1年生で芝居を始めたばかり。
無理をしないように、少しずつまず芝居を大きく拡大することを試みる。
直したところは格段に良くなる。
頑張れ!一人芝居。

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余談だが、昔私が書いた台本「アウトオブサイト」が舞台装置の中から出てきた。昔私が、農工時代に印刷した台本。おまけに最終頁は私の手書きの文字。
懐かしかったあ~。


■■【感想】

1年 房野令奈

 指導を受けて、今までの練習の中で大きな声を出せていなかったけれど、自然に声が大きく出すことができました。それと、今までは声の高さが一定だったけれど、指導を受けて、意識して練習をすることができました。今日教えてくださったことを忘れずに次につなげていきたいです。


▼ 顧問 坂本美和

ご多忙にもかかわらず、本日はご来校ありがとうございます。かねてより若林医院のうわさは耳にしており、「ぜひうちの演劇部も!」と思っておりましたので、今回ご指導いただけましたこと、誠に嬉しく思います。生徒だけではなく私自身も演劇の経験が無いために、指導方法も暗中模索の状況だったので、若林先生の論理的且つ実践的なご指導はとても勉強になりました。特に印象に残ったのは、「驚き」を意識して演じるということ。台詞を覚えられたは良いものの、なかなか棒読みが抜けず、動きもぎこちなかった生徒の演技が、「驚き」を意識することで、感情豊かでエネルギー溢れる芝居へと一気に変化したことが素人目にも一目瞭然で、「たった1日でこんなに成長するなんて!」と非常に関心致しました。そして何より、生徒がいきいきと楽しそうに稽古に励んでいる姿に、顧問のプロデュース力の重要性を痛感させられました。顧問という立場上、教える・指導するということにばかり意識が向きがちでしたが、生徒と一緒になって芝居を楽しむ姿勢を忘れずに今後の練習を二人三脚で励んでいきたいと思いを新たにした次第です。今回のご指導で学んだこと、感じ取ったことを次回の治療までに改善していけたらと思います。次回も何卒よろしくお願い致します。


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# by tetsubin5 | 2018-08-19 10:35
2018年 08月 19日

◆松山女子高校演劇部

【日時】2018.8.28(火)
【場所】松山女子高校・練習場
【芝居】「とおのもののけやしき」渡岩崎正裕・作

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■■【往診内容】

1年ぶりの松山女子。
感性抜群の女子のチームだが、なかなかその潜在力を発揮出来てない。
左脳を蹴散らし、思い切って外の事柄にエネルギーをぶつけて、勇気を出して「自分たち壊し」をやって欲しい。
舞台の上でぐずぐずしているエネルギーを、観客の方に開いて、ドバドバ流しまくって欲しい。
そうしたら芝居が面白くなって、止められなくなるはずだ!


■■【感想】

■ ひなた役 今村りか
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若林先生からは約一年ぶりの稽古ということで、思い出しながらやってみよう、ということが多かったです。最初は癖でしゃくりが多かったのですが、放物線を意識して自分にスイッチを入れるだけでここまで変わるんだと、左脳ではなく右脳多めで今日の稽古を楽しむことができました。今日から早速、どのように言えば、どのような放物線を描けばお客様に落ちて行くかをしっかり考えて、稽古の時は右脳をフルに使ってこれからも頑張ります!今日は本当にありがとうございました!

■ とわ役 水落わかな

放物線のやり方は、先生や先輩方から教わっていましたが、より深く学び、練習することが出来、より少しでもステップアップした演技をすることができたと思いました。また、稽古をつけて頂く上で、自分の演じているキャラの新しい一面に気づき、ここでは、この子は何を考えているのだろうか、どういう感情で相手に向かっているのかをより考えられたと思いました。演技をする上で、もっと自然で、自分達の都合ではなく、お客様目線に立った、お客様に届く、お客様の心に響くような芝居が作れたらいいなと今まで以上に感じました。まだまだ、自分の中で課題ばかり残っているので、今回学ばせていただいたことからより成長した演技ができるよう、練習を重ねていきたいと感じました。本当に、ありがとうございました。


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■ お雛様役 1年 原

今回若林先生の指導を受け、放物線の大切さが大いにわかりました。今まで劇中、とわやひなたと壁が出来ているような私自身がとわとひなたを遮断しているような感じがしていて、どうしたらいいんだろう、と悩んでいた所でもありました。なので解決の糸口が見つかりました。これからの練習でこのことを意識してまた頑張っていこうと思います。本当にありがとうございました。次回の稽古で会えることを楽しみにしています。

■ 鬼、納戸婆役 渡邉楓姫

若林先生のお陰で柿崎先生によく言われていた放物線の考え方が、とても具体的になりました
また、私自身の役としての指導時間は少なかったのですが、ほかの役者に言っている事がいくつも勉強になりました。
そして、実際に指導して頂いた時は、正直最初は自分の駄目な点が沢山出てきて嫌になりそうでした
しかし、先生が色々助言を下さったり、一緒にやってくださるなど工夫して下さり、最後少し出来た時はとても嬉しかったです。
今日習ったことを活かして次の先生のレッスンまでに更に良い演技にしてみせます!

■ 舞台美術 1年 中
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本日の稽古では、放物線を意識した演技について教えていただきました。難しそうだなと思いましたが、放物線を意識することによって台詞のひとつひとつに面白みが加わって、よりよくなっていることがよくわかりました。
今回の舞台では役者としては出ませんが、次私が舞台に出る時の教訓になればと思います。
今日はありがとうございました!!
次の稽古でも、よろしくお願いします!!

 1年 音響 山本鈴花

今日は短い時間ではありましたが、たくさんのことを学ぶことができました。今までどことなく違和感を感じていたシーンも、先生のご指導のおかげでとても自然なものになっていって、見ていてもとても楽しかったです。
私は今回スタッフとして舞台に関わりますが、いつかは役者として舞台に立ちたいなと思っています。その時に、今日の先生の教えをしっかりと活かせるように意識したいです。
今日は本当にありがとうございました。また、次のレッスンも、よろしくお願いします。

■ 照明 2年 江口
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まずは どこでも簡単に舞台を作る方法 を教えて頂いて 毎回メジャーで測っていたのが馬鹿らしくなりました これを活かし もっとほかのことに時間を使いたいです次に 放物線では 図を見ながらやることで 分かりやすくなると思いました
セリフの言い方では 驚き語? “えっ”や“おっ”等を セリフの前につけてみる というのを 去年も教わりましたが すっかり忘れてましたね その一語で 雰囲気が大分変わるので これからどんどんぶっこんでいきたいです
また来て頂く時には 本当に同じ人かっ!?と 思って頂けるように 練習します 今日はありがとうございました

 顧問 柿崎 伸夫

何度も放物線・驚きを教えていただきながら、なかなか生徒に伝えきれないもどかしさを感じていましたが、一気に解消しました。
舞台にいる役者がなぜ客席に伝わらないのかという答えも見えてきました。役者同士の関係性を舞台上でしっかり表現していく稽古をしていきます。ありがとうございました。


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# by tetsubin5 | 2018-08-19 10:33