演劇のお医者さん(若林医院)

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2014年 08月 29日

■小川高校演劇部

【日時】 2014.8/29(金) 13:30~17:00
【場所】 体育館ステージ
【芝居】 鎌田夏摘/作 演劇部/脚色 「モノクロピエロ
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■■【活動内容】
いや~、始めての学校。
というより、ここ、「エレベーター」という芝居で全国に出たことある学校で、昔2度ほどお邪魔しているはず。
昔々のことなので、全く始めての感じ。おかげで入り口がわからず、学校のまわりを一周してしまった。
今月頭で、研究会の素材上演に協力してもらった。その芝居を今日直す。
相変わらず、明るいいいチーム。いい練習が出来る予感。
ただし午後のみなので、時間がない。
開始時と終了時のMi(これは欠かせないんだよね)の時間を除くと、正味2時間の治療。
外にアレッと驚く」ことを主眼に、ある部分だけ特化して直す。
どんどんみんな乗ってきて、さいごテンポだしまでやって、かなりイイ感じになった。
後はこれをみんなで他の部分に広げられるかッスね。
う~ん、頑張ってほしいッス。
可能性を一杯感じながら帰路についた。


■■【感想】 小川高校演劇部の皆さんの感想です。

c0209544_1415447.jpg■●先日はお忙しい中小川高校まで指導しに来てくださってありがとうございました。
先生と1対1で演技したときとっても面白かったです!!!
立ちをやるときに「驚く」ことや「声を大きくする」ことなど沢山のことを教えてくださってとてもタメになったし、みんなもやってて楽しそうだったし、若林先生のおかげで皆成長できたと思います!
これからも大変な事はあると思いますが、若林先生から教わったことを生かして頑張りたいです。
本当にありがとうございました。

■●少し意識を変えることですごい動きが付いたので面白かったです。
やってる方も見てる方も楽しかったのでよかったです。

■●凄く色々勉強になりました!
今まで動けなかったところが動ける様になって嬉しかったです!
でも若林先生に教えてもらった事を生かし今後の練習も頑張りたいと思います!
ありがとうございました!!

c0209544_1434952.jpg■●たった2時間半しか先生に教えていただいていませんが見違えるように劇が変わりました。これは先生のおかげです!この調子で劇を直していって、面白くしていきたいです。文化祭まであまり時間はないのですが、先生に教えていただいたことをいかして頑張りたいと思います

■●セリフを言うタイミングや、セリフとセリフの間を少し変えたり、セリフに驚き加えたり、些細なことを少し変えるだけでその場面が大きく変わるということをとても実感しました。
主役以外の生徒に個性がなくて悩んでいましたが、半日ほどの講習で生徒一人ひとりのキャラクターが濃くなって個性がでてきてすごいと思いました!

■●始め、流れていくだけだった台詞が先生の指導で段々会話っぽくなっていくのが凄いと思いました。
台詞を会話のようにする方法なども教えていただきありがとうございました

■●若林先生の講義を受けて、台詞がない部分での動きや場所を広く使う方法、言い方やイントネーションでの感情の表現の仕方を深く知ることができたのが新鮮でした。誰に何を伝えるかをはっきりして伝えるというのが大事だというのを、改めて実感しました。若林先生に言われた事一つ一つにしっかりと気をつけて演技ができればいいなと思います。本当にありがとうございました。

c0209544_1445324.jpg■●これまでの自分の演技はあまり動きがありませんでした。しかし、若林先生の指導にあった、驚きなどの行動をしていくうちに演技が上手くなっていくのを実感しました。
自分は声が小さいことを指摘されたので、これからの発声練習などを頑張っていき、本番でいい演技ができるようにしたいです。今日はありがとうございました。

■● 顧問・西村さやか先生
全体的に楽しかったです。 生徒達の動きも増えて、見てる方も楽しくなりました。 やってる方も楽しそうにやっていたのでよかったです。
そして、記憶する脳と別の脳を使うことが大切なんだなと思いました。
たくさん教わったことをこれから活かしていきたいと思います。
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by tetsubin5 | 2014-08-29 22:05
2014年 08月 25日

■浦和北高校演劇部

【日時】 2014.8/26(火) 9:30~18:00
【場所】 浦和北高・練習室
【芝居】 別役実/作 「帽子屋さんのお茶の会
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■■【往診内容】
▼いやあ~、久しぶりの浦和北でした。
相変わらずの「爽やか開き部隊」のみなさん。気持ちよく逆にノラセながら様々な治療を施しました。
一番自信のあるところ5頁ほどのところを特化して、以下の項目について順番に治療を開始。

■①大まかなデッサンの補正
■②台詞(行動)の目的(気持)確認
■③外に中心を移す訓練 「アレッ」「目の張り」
■④放物線(台詞の補正) A,B,AB
■⑤芝居を上げる諸々のテクニック(テンポ、声のひびきetc、最終的にはリラックス)

見る間に変化していく「開き部隊」の力はなかなかのもの。
▼ただし、上の5項目の原則は1回ではなかなか自分のものにはできない。何度も繰り返し、その都度感度を上げてもらいたい。これがチームの実力になる、若林医院の狙い。
▼もう一つは、この各項目の繰り返しは、一応の原則の整理であって、それぞれはお互いに深く関わり合っていている。したがって、この訓練に馴れてくれば当然全部を一緒にやりながら、「芝居の線」を形成していくはず。逆に演出が「芝居の線」をつくる過程では、必然的にこの項目をどんどん放射しながら使っていくことになる。
演出の「芝居の線」の感覚。これはどうしたらアップするのだろうか?
そんなことを思いながらの、楽しい往診であった。


■■【感想】 浦和北高校演劇部のみなさんの感想です

2年 演出、眠りねずみ 柳奈穂

今日はご指導ありがとうございました。
c0209544_21571614.jpg昨年指導していただいたことを今日は、より理解を深めることができました。
特にセリフの放物線をできるようにするための、デッサンの補正やセリフの目的、外が中心などと言ったポイントを詳しく説明してくださり、実際にやってみることで感覚的に掴めることもできました。

そしてセリフの放物線については自分が楽になるというのを聞いて、自分が楽に言えるように放物線を考えていけば良いのかなと少し違う視点も見つけることができました。

またリラックスしていながらもエネルギーを出すと言うのを聞き「やってやるぜ」というイメージで稽古などもリラックスしながらもエネルギーをたくさん出してやっていきたいと思います。


▼ 大熊(なごむ)

今まで放物線はとても難しく感じていたのですが、細かく教えていただくことで、イメージの仕方を感覚的に理解することができました。
きちんと放物線について理解した後に、放物線をイメージして言ったセリフと何も意識していないセリフとを比べてみると、全く聞こえ方、感じ方が違うと分かり、とても感動しました。
これからは緊張しすぎず、身体をリラックスしながら稽古に励んでいきたいと思いました。
本当にありがとうございました。


 2年使者 加藤莉央(わっこ)

忙しいにも関わらず指導をしてくださりありがとうございました。
劇の中心や、このキャラは今どんな感情なのかを改めてじっくり考えたりできて良かったです。
c0209544_23544363.jpg特に勉強になったのが放物線です。私の役は台詞が長いので、よくつっかえてしまうことがありましたが、放物線を意識してやってみたら台詞が自然に言いやすくなって感動しました。今までは台詞を大きく言うだけで相手にしっかり届いているかまで考えていませんでした。言い方を変えるだけで芝居っぽくなくなり、声も響くのでストンと相手に届きやすくなることを実感できました。放物線はABの一つしかないと思ってたので、AやB、かまぼこなど色々な種類もあることを知り、今後の稽古にも役立てていきたいです。AやABの放物線では言い始めを低く、「頑張る!」を常に心のなかで意識していきたいと思います。
去年の指導は、演劇部入りたての私には理解が難しかったですが、今年再び教えていただき、「あ、こういうことだったのか!」とスーッと頭に入ってきたのが嬉しかったです。
今回は本当に楽しいご指導ありがとうございました。これからも上へ上へとレベルアップしていきたいです。機会があったらそのときはまたよろしくお願いします。


■■【感想】 見学の浦和南高校演劇部の皆さんの感想です。

▼ 顧問・茂木美好先生

とても面白く充実した時間でした。いろんなところで思わず吹き出しながら見てました。変なところでも笑ってしまってごめんなさい。
c0209544_220154.jpgみるみる変わる北さんの演技にさすが北さん!さすが若林先生!と思いながら見ておりました。若林先生の要求にできてもできなくてもとにかくすぐ反応する、って結構難しいんですけどね。
若林先生もおっしゃってましたが、あと大事なのはこれを定着させること、ここでわかったことを他の場面にも活かすこと。チーム一丸となって頑張ってください。
個人的に印象に残ったのは、デッサン。複数キャストをさばきながら線を作り、中心をはっきりさせていくところ。普段ふたりきりのキャストを相手にしていると、この中心という概念が曖昧になってしまいがちなのですが、キャストが複数いると中心が決まっている時とそうでもない時とがわかりやすい。
確信をもって集団をさばいて線を作っていくのを見ていて、私もこんな風に迷いなく見極めていけるようになりたいと思いました。

若林先生、浦和北の皆さん、今日は見学させていただいてありがとうございました!

▼ 稲垣優花(1年)

見学というかたちでお邪魔させていただきました、ありがとうございました。
自分で演じてるときには気づかないことやわからなかったことがよくわかり勉強になりました。
放物線のはなしなど、前回指導してくださったときより理解が深まったと思います。
自分が直接指導された訳じゃないのですが、自分の課題、改善すべき点が見つかったのでこれからも頑張っていきたいです。
浦和北高校さん、一場面でしたがとてもおもしろかったです!
ありがとうございました!
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by tetsubin5 | 2014-08-25 21:39
2014年 08月 21日

■学芸大附属高校in秩父・長若

【日時】 2014.①8/19(火) 17:00~20:00
          ②8/20(水) 9:00~18:30
          ③8/21(木) 17:30~19:30
【場所】 秩父・長若生活改善センター(宿泊・「梁山泊」)
【芝居】 鉄びん26号/作 「今日もいい天気

■■【往診内容】
私の書いた「天気」を引っさげて、秩父まで合宿にやってきた学芸大附属のみなさん。
いや~、ほんとお疲れ様でした。
大道具や大工道具もトラックに積み込んで、やる気十分。でも結構良い環境で練習が出来たみたいなので、一安心。20日がメインだったが、結局他の仕事の合間に前後の二日も少しだけ関わることが出来た。よかったよかった。
「私の作品だ」というよりも、学芸大附属の皆さんの、芝居に取り組む姿勢の純粋さに心打たれ、105才の老医師も大事にとっておいたアドレナリンが出ました。ハハ。
思いも掛けない2時間以上のミーティング、お疲れ様。スマンです。これも治療のうちです。
皆さんの心のひだに深く染みこんでいる何かが少しずつ出てきて、私も感動させられました。
そのこと全部がきっと今後の芝居づくりと自分づくりに生きてくると思います。

時間の関係で、なるべくコンパクトに効率いい治療を施しました。

■①大まかなデッサンの補正
■②台詞(行動)の目的(関係、気持)確認
■③外に中心を移す訓練 「アレッ」
■④放物線(台詞の補正) 「A,B,AB」
■⑤芝居を上げる諸々のテクニック(今回は特にテンポについて)


■■【感想】 浅田孝紀 (東京学芸大学附属高校演劇部顧問)

 若林医院は通算で4回目ですが、今回は、思いがけずお忙しい時間の合間をぬって、都合3回も治療をしていただき、ありがとうございました。生徒の感想は、2回目の丸一日のご指導が終わった後の感想ですので、3日目の「芝居の線」のことが反映されていませんが、ご了承くださいませ。
 今回は、今までの合宿場所が使えなくなってしまったため、一大決心をして大道具も音響も照明も秩父に運んで合宿をやることにしました。決して若林医院をやっていただくためではなく、東京の近場で適切な施設が秩父にしか見つからなかったからです。しかし、おかげで何回も来ていただける幸運に浴することができました。小池先生も、2回も様子を見に来てくださいました。ありがとうございました。
 この3月、過去3回の若林医院を経験した生徒が卒業しました。最後が昨年の3月でしたから、実に1年半ぶりです。3年の初めに引退してしまう本校では、今回は完全に過去に受けたことのない生徒に入れ替わり、1からのご指導をいただきました。
 「自分は全然指導ができていなかったな~」というのが一番の反省です。その理由はいろいろあるのですが、ともかくもトラアナや過去の若林医院でご指導いただいていることを、ちゃんと伝えられてこなかったのです。特に、自分の指導は「理屈」すなわち技術論だけになっていて、実感をともなって生徒が納得できるように話していくことができていませんでした。
 デッサン、目的、自分の外に心を向ける、放物線、いくつかのテク。これらすべてがかみ合って芝居の線ができていく。何度も教わっているこのことを、実際に生徒に教えることがいかに難しく、また時間のかかることか。力量を上げねば! と奮起した今回の往診でした。
 何より、演劇は、イメージで、右脳を使い、身体でぶつかること。この重要事項を今さらながら再認識しました。
 今回、『今日もいい天気』の中に込められている若林先生の想いや人生哲学もわかり、これはデッサンや目的に大きな好影響をもたらすと思います。そういう作品を選ばせていただき、そしてご指導いただけたことは、私にとっても最も収穫が大きい往診となりました。気にかけてくださって何回も来てくださったこともありがたい限りでした。本当にありがとうございました。
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by tetsubin5 | 2014-08-21 10:22
2014年 08月 18日

■浦和南高校演劇部

【日時】 2014.8/17(日)10:30~16:30
【場所】 浦和南高校・練習場
【芝居】 くまたろう/作 「とぅびぃ?
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c0209544_10223764.jpg■■【往診内容】
新方式になった若林医院の第1回目になった。
8月21日、北千住のサマーフェスティバルの出演する作品。
もう1週間も時間がない。というかまともに練習できるのは今日しかない感じ・・・。
キャスト2人で頑張っている。しかし芝居の強度がない。
可能性はいっぱいあるのだが、様々なところにツキツメがあまい。
強度を出すために、「台詞立て」や「驚き」を中心に、5時間ばかり頑張ったが、あとは茂木先生の踏ん張りに任せるしかない。
頑張れ浦和南!





c0209544_10241983.jpg■■【感想】 顧問 茂木美好

諸々の事情からまたしてもしっかり準備ができないまま先生をお迎えしてしまいました。
「演じる方の都合ではなく、観ている側からの視点で常に考えなければいけない」
今回特に心に残ったのは先生のこの言葉です。観ている方たちが面白いと感じてくれなかったら、こっちがどれだけ頑張ったかなんてあまり意味ないんですよね。わかっちゃいるけど、つい言い訳から入ってしまう。
すみません。

劇中劇から部室のシーンになったとたんにテンポを速く、これは普段の練習でも常々言っていたことではありますが、先生の要求はこちらの想定をはるかに超えていました。「どうせまた弛んでくるんだから」に納得。テンポアップの稽古ではちょっと過激すぎるくらいでちょうどいいのですね。
二人の顔がみるみる変わって、実に楽しそう。ハナコがどんなに強気におっかなくテルに迫っても全然いやな感じにならない。かえって微笑ましい感じ。
口喧嘩しながらも楽しく部活やってる先輩後輩の雰囲気がどんどん出来上がっていく。

本番前だから今日は「あれ!」に集中していくと先生はおっしゃったけれど、途中からAB、A、Bにも広げて指導してくださり、劇中劇の方も独特の別役ワールドの入口くらいには立てた感じ。
劇中劇と部室のシーンの間の「ばか間」の消し方についてもなるほどと思うこと満載でした。

教えていただいたことをもとにこれからもこの作品と正面から向き合って頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました!


c0209544_1024770.jpg■■【感想】 稲垣優花(女1)

ありがとうございました。
若林先生の指導を本格的にうけるのは今回がはじめてで、セリフをたたせる、外の世界に驚くなどとても初歩的で重要なことばかり指導されて、練習不足でまだまだだなという思いでした。

しかし、テンポアップを意識したところではとても楽しく演じられてよかったです。先輩も先生も笑顔が溢れててすごく楽しかったです。
時間もあまりなかったので前半部分しか練習できませんでしたが、とても勉強になりました。
ありがとうございました。これからも頑張ります!



c0209544_10251920.jpg■■【感想】 早川輝(男1)

お忙しい中ご指導ありがとうございました。
今日は、舞台装置のことから入り、言われてみればというところがとても多くて改善しなければならないと思いました。
演技は、『外に気を向ける』ということが課題だったと思います。
いままでやっていたと思っていた反応の仕方は『早川』の反応の仕方で、『テル』の反応の仕方ではなかったというところに気づいて、ここが一番でかかったのかなと思いました。
自分がどうするかではなく、この役ならどういう反応をして、お客はどう見るかということをこれからは意識していきたいと思います。
ほかにも名詞をしっかりと立てるという重要な課題ができたので心がけていきたいと思います。
今日は本当にありがとうございました!
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by tetsubin5 | 2014-08-18 15:03