演劇のお医者さん(若林医院)

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2011年 07月 19日

■平成23年度 香川県高等学校演劇講習会

【日時】2011.7/16(土)~18(月)
【場所】サンクリスタル高松 視聴覚ホール
【芝居】香川県立高松工芸高校・演劇部+川田正明/作 「Stick Out
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■■【診療概要】
▼3週間後には全国大会に出場する作品。
まず1本見せてもらう。当然、かなりやりこんでる。しかし、そのせいかもしれないが、役者がみんな一人一人で一生懸命演じてる感じ。お互いの「関係」が弱いので、芝居がこちらに立ってこない。
本番、気合いが入ればある程度の密度や強度は実現できるのだが、イキイキとした躍動したエネルギーを醸し出すには、強い「関係」が必要だ。
▼自分(自己意識)をいったん脇に置いて、自分の外の世界に改めて集中してみる。驚いてみる。想像力を沸き立たしてみる。役者は一瞬目眩に似た不安感を憶えるのだが、すぐに「関係」が成立したときの役者の快感を感じられるようになる。練習は勢い細かい小返しになるので、慣れないと少々疲れる練習になるが、しかしこの快感を一度覚えると、それほどの疲労感はなくなる。というか継続する力が湧いてくる。
▼高松工芸高校のみなさんは充分これに答えてくれたッスね。
タップリ2日間の直しで、半分ほどしかカバー出来なかったが、都合3本の通しは、加速度的によくなってきたように思う。
▼最後のチーマーたちとの格闘シーンは是非直したかったが、時間が足らなかった。
台風がもう少し早く来ていたら、飛行機の運休に乗じて、もう2,3日関われたかもしれない。
残念。
全国は一番手! 健闘を祈る。


■■【感想】高松工芸高校演劇部
c0209544_23375042.jpg多田羅智未(3年 「京」役)
台風が来ている中、わざわざ香川にきていただき、ありがとうございます。2日間見てもらいましたが、「外に向けての意識」を考えさせられました。私はいつも、演技しているとき考えてしまいます。「次がそこでいなければならないから、私はいまここに居なければならない!」という、自分のなかの段取りで演技をしていました。それに実はそのほうが、楽だったのかもしれません。お客様のことをそっちのけにする舞台は、自分が演じていても楽しくありません!今回若林先生に言われたいくつかの要素を大切にして、私自身の演技を確立できたらいいなとおもいます。目指すは何をしでかすか分からない爆弾のような役者!頑張ります!

早川美穂(「唯」役 3年) 
普段、相手のセリフを待って、次は自分だ!というように、セリフを言おう言おうとして自分だけの芝居になっていたのが若林先生のご指導で外に意識をもっていくようになりました。
まわりのひとのセリフや変化に疑問を持って、自然に言葉がでるようにするととてもいいものになるんだなぁと思いました。
叫ばなくたって、落として静かに言っても伝わるセリフや、自然にみせる動きなど.., 先生から教わったことはたくさんあります。その中で自分の思う感情と照らし合わせて、より納得のいく演技をしたいと思いました。

古市 梨花(2年 母「千晴」役)
この2日間、若林先生に指導して頂いて、自分の可能性が広がったと思います。
今までお母さん役として演じて来ましたが、もっと前に出る、話しかける、自分の思ったように演じれる事が出来る行動範囲の自由を知る事が出来ました。
まず、捻り。振り返り、目線の送り方に体全体を向けてしまうだけでなく、体を捻らせ視線を送る事を改めて感じましたそして、話しかける。遠慮せずにアドリブで話しかける事によって、今まで余り話さなかった寮生との関係が全員に繋がったように思います。
この間に沢山の指導によって、可能性の参考になりました。
全国大会に向けてこれからも一直線に頑張りたいです

c0209544_23363374.jpg青芽来美(「楓」役 3年)
若林先生のご指導をうけてまず中心をつくって『気』を自分ではなく外に集中させるということで、最初は難しくてパッとできなかったことが多々ありましたが練習で中心を意識したり最後の通しの中で 「今までよりやりやすい な」とか、「 あ、今流れができてたかな!」 とか わかってきたような気がしました!
また自分の演技の中だけでなく客席から他の役者に若林先生が演技指導しているのを見ているときにも
中心が分かったり、流れを感じれたりできて本当タメになった2日間だったと思います。
これからは気の流れをふまえてより気持ちを明確にはっきりとつくっていけるようにしていきたいと思いました !  2日間ありがとうございました!

十河なるみ(「日向」役 3年) 
この二日間、若林先生には本当にたくさんのことを教えていただきました。
その中でも特に重要なことは「外、つまり相手に意識をもっていくこと」だと感じました。
これをきちんとすることによって、舞台に中心ができ、芝居になるそうです。
まだどうしても自己意識が抜け切りませんが、これからきちんと直していきたいと思います。
この他にも、細かい動きをたくさんつけていただきました。
若林先生の指導通りに演技をすると、正直とても疲れました。でも、あれぐらいするのは当たり前だと聞き、自分の甘さを実感しました。
常に全力で演技すること、感情を落とさないことを目標にし、頑張っていきたいと思いますっ!!
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■■【感想】琴平高校演劇部
顧問/新谷 政徳
昨年に引き続きの若林先生の講習でしたが、今年もまず先生のパワーに圧倒されました。
早朝まで女子サッカー決勝を見ていた人の演技指導とは、とても思えません(笑)
個人的には、工芸高校の女子生徒(古市さん)が先生のアドバイスでどんどん変わっていった様子が、特に印象的でした。
昨年のうちの学校に対してしていただいた小返しもそうでしたが、役者が生きている演技になっていくのが実感できる講習だったと思います。
また全国大会の時にいろいろお話しできたらと思います。
台風が来て大変な中、本当にありがとうございました。


琴平高校3年 安藤三佳
一年経って、改めて話の中心について考えさせられました。
"中心"を意識していたつもりですが、今思えば自分の演技ばかりを考えていたかもしれません。中心がしっかりしていると、分かりやすいし目が離せなくなって面白いと感じました。
それから、"何かに気づく"だけでその後の台詞が自然なものになることがよく分かりました。
昨年もその事を教わりましたが、それだけでした。決まったタイミングで決まった感情や台詞を出すのではなくて、必ず何かに気づいて後の動作に繋がる。気づけるようになれば全体の演技が変わるだろうと思うので、それが楽しみです。今よりもっと楽しいはずです。
最後に、一番勉強になったのは大人の会話です。笑って誤魔化してるようなことが多くて、どこが自分を守っているような感じがしました。そういうところが子どもと違うんだと分かったので、とても参考になりました。
今年も講習を受けることができて本当によかったです。
練習のやり方なども考えながら、全体のレベルアップを目指したいと思います。



c0209544_23384115.jpg琴平高校2年 佐藤航
セリフを言うときに感情(喜怒哀楽)を考えること、アドリブはセリフより大きく言うことや中心を意識することなどを学びました。
また身体の力を抜くことや、身体をねじって相手を見ると自然に見えること、心では笑っていいが、実際に笑ってはいけない、その為には外に集中することが大事。特に中心を意識させるためには反応したり、注目することが大事ということを学んだので、これから意識して練習に取り組みたいです。他にもたくさん教えてもらったので、学んだことを活かして練習していこうと思ってます。若林先生ありがとうございました。

琴平高校1年 藤田結加
私は今回の講習で沢山のことを学ぶことができました。とにかく大きい声を出せばいいのだと思っていました。しかしセリフを言う位置や強弱のつけかた視線などで全然違う演技になるとわかりました。印象に残っているのは中心に集中させるために周りの動きを止めるなどです。それと私は滑舌が悪いので『たかたか』を毎日やって少しでも滑舌をよくしたいと思いました。とてもわかりやすくご指導してくださりありがとうございました。先生に教えていただいたことを生かしてこれからも演劇を頑張っていきたいと思います。


琴平高校1年 森本貴之
いきなりになりますが、一番納得できたのは中心の話で、中心を意識するだけでかなり変わることが実感できました。
次に納得できたのは、セリフのV字とか山なりの話です。僕は比較的V字になりやすいので直せたらいいなと思いました。
c0209544_23583156.jpg他には質疑応答の時に出たイマジネーションの事や「あれ?」等、納得できる事が多々あり、有意義な講習会だったと思います。
どこまで出来るか分かりませんが、僕も出来る限り実践していこうと思います。


琴平高校1年 本多奈緒
あんなに細かく演出を付けてくださるとは思わなかったです。
でも観客側としては、観やすい演劇となっていました!!
感動です!!
質疑応答の際の、滑舌についても、とても勉強になったので部活だけでなく、家でも挑戦していきます。
また講習会を受けられたらと願っています。
本日は本当にありがとうございました!!
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by tetsubin5 | 2011-07-19 23:37