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演劇のお医者さん(若林医院)

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2017年 07月 24日

◆劇団みどり やまんねOpen7本番

【日時】2017.6.24(土)、25(日)
【場所】天シアターやまんね
【芝居】「いかがですか2 」作/鉄びん 号
◆劇団みどり やまんねOpen7本番_c0209544_1194175.jpg
■■【感想】

▼ みどり/根岸伸好

今回の芝居は、何年か前にやったことのあるとても短いもので、早い段階でセリフも入り、一応通せるようになりました。しかしそれからの進歩がありません。
驚きがない、ただの場つなぎだ、セリフに気持ちが入っていない、入っていても言い回しがおかしい、自分一人で芝居をしている、こじんまりとまとめようとしてエネルギーがない、等々。いろいろ指導を受けましたが、指摘されたことをまたただなぞってしまうだけという繰り返し。結局直しに対して受け身のままで、自分で感じていない、動いていない、ということでした。
イコダコイの一回目の練習を観せていただく機会がありました。お二人での初めての合わせ稽古で、セリフもまだ入り切っていないのに、次々と要求される演出に楽しそうに応えていました。観ているこちらもとても楽しくなる練習でした。
いまいちパッとしない練習が続くみどりでしたが、エロ親父の登場からなぜかちょっと楽しくなってきて、受け身だけではなくなってきました。しかしそれもだんだんパターン化され、さらに膨らんでいくというわけにはいきませんでしたが。
そしてむかえた本番当日。本番前のリハーサルで受けた直しはとても効きました。ゲネに参加できなかったためか、リハでの通しはまるでゲネのように緊張し、かなりリキが入って結構やりきった感があり、その後少し気が抜けたような気がしました。そのためか本番は緊張しないでのぞめました。(その分テンポがちょっと遅くなったような気もしますが)
本番中は自意識がちょっとうしろに隠れたような、今までにない感じで通せたような気がします。
左脳よさようならがすこーしできたのでようか。それなら良いのですが。
今回も参加させていただきありがとうございました。


▼ みどり/根岸京子

今回は、早いうちにセリフが入り、流れもつかめました。しかし、それから先が進めません。
何度やっても同じ、エネルギーを出しお互いぶつかり合う芝居が難しく、基礎がないので、どんな風に練習をして、どんな役作りをし、それを表現するか・・・といった訓練ができていません。
若者のような機敏さがなく、反応も悪い、いろいろな事があいまいでルーズでした。
やるべきことを決め、実行することがあまりにもいいかげんだったため、いくら練習しても、内容のない、エネルギーのない物でした。ただ、そういう練習でも回数だけはたくさんしました。
「カツ」を何度も入れてもらっても、間が空くと、元に戻ってしまう。身につかない。いつでも本気モードにスイッチが入らない。安定していない。「驚けばいいんだよ」と言われるのですが、それがなかなかできない。
本番前日にまた「カツ」が入り、自分たちのいいかげんさを再認識し、本番直前のリハーサルでは全開でぶつかりました。
頭で考えず、右脳だけだった気がします。力を出し切り、やった感がありました。それが良かったのか、本番では逆に力が抜け、頭の後ろに自分を見てる自分を感じながら芝居ができたような気がします。本当にお世話になりました。ありがとうございます。

by tetsubin5 | 2017-07-24 21:45


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