演劇のお医者さん(若林医院)

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2017年 04月 17日

◆松山女子高校演劇部

【日時】 2017.4.15(土)
【場所】 松山女子高校・練習室
【芝居】「パレード旅団」作/鴻上尚史
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■■【往診内容】

半年ぶりの松女。
素直な女子のエネルギーがこちらに伝わってくるので、ついついこちらのリキも入ってしまうのだった。しかしながらお互いに遠慮しあって、決めなければならない大事なことを、観客目線で決めていく思い切りに欠けるのも、女子高の欠点かもしれない。
骨太にグイグイ芝居の線を紡いで行く面白さと厳しさが判ってくると、格段と伸びるチームなのだ。
可能性はいっぱいある。エネルギーもある。それを一本にまとめていく厳しさが出てくると楽しみだ。

■■【感想】

2年 宮内賢二役 山田愛華

c0209544_1541282.jpg今回、大変貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました!
私達はずっと立ち位置に悩んでいて、どうしても半円形になってしまっていた所を若林先生に稽古をつけて頂き、パッと不自然でない半円形でない立ち位置に変わったのに凄く感動しました。放物線も少し注意してみるだけで、聞き取りやすさが変わって反応もしやすくなりました。自分だけでなく、誰かの言動に一つ一つ驚きを感じることによって、さらに役に入り込めるし、台詞も言いやすくなることを再確認出来ました。やはり放物線や驚きはまだまだ私には難しいのですが、乗り越えて良い演技が出来るように、松女らしいエネルギーに溢れた舞台が出来るように頑張りたいと思いました。今回は短い時間でしたが本当にありがとうございました!また機会がありましたら是非よろしくお願い致します。

▼ 北村 有希乃役 3年 土屋 紗羅

今回のご指導では、演劇をやる上で必要な「観客目線」という点の意識や行動についてまずご指摘いただきました。この「観客目線」という言葉は、常に念頭において行動できるようにしたいと思いました。
また演技指導では、放物線や人と人の間に生まれる関係性などを徹底的にやらせていただきました。
立ち位置を少し変えるだけで演じやすくなったり、それぞれの人物の気持ちを表しやすくなった感じがして、演技をしているのが楽しかったです。
馬鹿間が結構多かったのですが、前のセリフにかぶせていくことで緊迫感なども出るようになりました。
このような、一部のシーンでのたくさんの学んだものを他のシーンでも生かしていけるようにしたいです。本当にありがとうございました。

                         
▼ 坂口役 3年 清水紗英里

丁寧なご指導をありがとうございました。
若林先生のアドバイスは、毎回、私達が苦しんでいる部分から抜け出させてくれるものばかりです。
今回も、舞台崩しから演技中の立ち位置と関係性、空気作りなど、ずっと不安でモヤモヤしていた部分を解消することが出来ました。
演技では相手との関係性を台詞と立ち位置で作ることで、誰に台詞を投げるのか誰から台詞を受けるのかが明確になりました。みんなの台詞を受けて驚きを持った反応がしっかり出来るようになりました。 ラストのシーンでは、ぬるくなってしまっていた部分のバカ間をなくすことによって、緊張感のあるたたみかけることが出来るシーンを作り上げることが出来ました。間の大切さが改めて分かりました。 【芝居を立体的にする】これは、どんなシーンを作っていく上でも大切なことだと思います。立体的にするために色々な工夫を加えていって立体的に出来たらいいなと思います。
私達に1番足りなかったものは、相手から見る目だと気付きました。自分のことで目一杯になってしまい相手のことも考えられていなかったし、お客さんの立場から見ることも出来ていませんでした。
本番まであと1週間。
若林先生に教えていただいたことをフルで活用して、松女らしさ全開のパレード旅団が出来たらいいなと思います。本当にありがとうございました。


▼ 3年 鈴木順一(家庭教師)役 浦本汐里

c0209544_15422264.jpg今回は、稽古を見させていただく時間の方が多かったのですが、舞台を作っていく上で1番大切なことを教えていただきました。
舞台は、「自分たちの都合」ではなく、「お客さんの目線」で考えるという事、分かってはいても、ついつい場所の問題だったり装置の問題だったりと、自分たちの都合で舞台を考えてしまっていました。
今後は、自分たちからそういった事に気づいていけるようにしたいです。
また、お時間を過ぎているのにも関わらず、家庭教師のシーンの演出をつけていただきました。
私は、役者としての自分に全く自信がなく、今回の家庭教師役も手探りでやっていました。
ですが、倒れ方の演出をつけていただいた事、そして何より「脇役は1番上手い役者が演じる」というお言葉が本当に嬉しかったです。
これを自信に変えて、本番では堂々と芝居が出来るよう、頑張ります。
今回教えていただいた事を糧とし「パレード旅団」という舞台を最高の舞台にします!


▼ 3年 長嶋凜

若林先生の稽古をうけるのは今回で最後でしたが、最後まで勉強になることばかりでした。放物線やセンテンスで切るなどの技術面の他に、「観客目線」という演劇をやっていく上で一番に大切にしなくてはいけないモノを忘れていたことに気付かされました。今回の先生の治療では、テクニックというよりは演劇に対する魂(スピリット)の部分を深く学ばせていただいたと思っています。忙しいスケジュールのなか私たちの為に稽古をつけてくださり、ありがとうございました。必ず良い芝居にしますので、もしご都合が宜しければ観に来てください。                       

▼ 大森役 石澤扶雪(3年)

今回で若林先生のご指導は4回目になるのですが、回数を重ねていくごとに、演技をする楽しさやワクワク感をもっともっと知れるようになりました。
毎回教えて頂いている「放物線」には、セリフを相手の心に届けることのできるマジックがあって、これができているかできていないかでこんなにも違うのだと、毎回すごいなぁ…と思います。
若林先生がいらっしゃってすぐに仰っていた、「観客目線」で芝居をするというのは、私たちにとって基本中の基本であって、これを忘れてしまっていたなんて、本当に残念で、悔しかったです。
私たち3年はもう少しで引退してしていまうのですが、最後の劇で若林先生に演技指導していただいたのは本当に良い経験になりましたし、自分たちが演技をする楽しさと、お客さんを楽しませるための観客目線を忘れずに最後までやり遂げたいと思いました。本当にありがとうございました。


▼ 松本役 河本花音

c0209544_15435748.jpg今回、2度目の若林先生のご指導をしていただいて、1度目はまだまだ未熟でわからない点が沢山あって、知識としては知っていてもなかなか行動に移せないような状態でしたが、今回はストンと、自分の胸に落ちてくるものがとても多く、視界がクリアになりました。
できた瞬間のあの視界が開ける感覚を忘れずにこれからも芝居に打ち込んでいきたいです。
そのためにも放物線をまずしっかり意識すること、相手と会話しようとすることを第一に心掛けていきたいということ、観客、そして自分自身も楽しめるような芝居を創っていきたいです。
これから先、私たちに許された高校演劇の時間は少なく、若林先生にご指導頂ける時間もとても少ないですが、まだまだ未熟ですので若林先生のご指導頂けたらな、と思っています。
今回も、ほんとうにありがとうございました。


▼ 2年 照明 久保田美帆

先日はご指導頂きありがとうございました。
今回も照明担当として見ている側でしたが、前回よりも多くの事を学ぶことが出来ました。放物線や驚き、一つ一つの反応に気をつけるだけで、会話が自然体になり本物の会話のように感じることが出来ました。また、いつも半円形になってしまう部分は中心に体をむけることに集中しすぎていたのかなと感じます。座り方や向きをバラバラにして間隔を変えるだけで違和感がなくなり見やすかったです。
ラストの照明部分は自分が想像してたものが作れず悩んでいたので、若林先生に教えて頂いたものがイメージとぴったりで自分の中でスッキリする事ができました。
今回の稽古を忘れず本番に向けて頑張ります。貴重なお時間をありがとうございました。

▼ 2年 演出 木内 彩寧

今回、初めて演出という立場で稽古を見させていだだきました。立ち位置はどうしても半円形になってしまうところが凄く戸惑っていてどうやって直そうかというところを若林先生に直してもらい、半円形ではなく役者もさらに動きやすくなっていたように感じました。そこは、固定概念にとらわれず、どんどん崩していけるようにしていきたいです。
また、今回のキーワードは「観客目線」。言い訳はお客さんには知らない事。演出という立場なので、そこは身内だけの話と外から声をかける事が芝居が内側に入っていかないようにするために、大切なのかなと思いました。
大切な時間を割いて稽古をつけていただき、ありがとうございました。このパレード旅団はあと少しですが教えていただいたことをしっかり受け止めて、最後、詰めていきたいです。


▼ 3年 音響 五味彩歌

c0209544_1546412.jpg先日は私たち松女演劇部にお越しいただきありがとうがとうございました。私事ですが、今回初めて先生のご指導を拝見させていただきました。今回一番印象に残ったのはお客様目線で考えるということです。自分達のことでいっぱいいっぱいで忘れてたような気がしました。芝居の方では正直、淡々と芝居が続いて面白さがないと感じていたのですが、放物線、リアクションの仕方を意識しただけで、場面が引き立てられて、見てる私もついつい見入ってしまいました。舞台美術の方のも今までの悩みが解決されたと思います。私は音響ですが、見ていて、自分も演技したいと感じました。またぜひお会いしてご指導を受けたいです!今回は本当にありがとうございました。最後の春大頑張ります!


▼ 2年 桃山直樹役 伊藤泉生

先日は、長い時間ご指導して頂きありがとうございました。
お客さんの目線に立って、ドンラインなどを決め、パンチをひくことは、基本でありながら、出来ていませんでした。以後、この観点を忘れずに取り組んでいきたいと思います。
稽古では、細かいセリフの放物線まで掘り下げて頂き、どんどん役者のセリフが落ちてくるのがわかりました。また、いつも立ち位置が半円状になってしまうのが課題だったのですが、先生に直して頂けたことで、前後の位置も変わり、全体的に自然になりました。さらに、立ち位置が自然になる事で気持ちが入り、役にさらに入り込むことが出来ました。
個人では、桃山は口数が少なく、キャラをどう目立たせたらいいのかが分かっていなかったので、布団に巻かれていることを最大限発揮する演出を付けていただけてとても嬉しかったです。
見てくれる人に楽しんで貰えるようなものを作り上げたいと思います。
貴重なご指導、本当にありがとうございました。次の大会、今後の活動に生かしていきたいと思います。


▼ 舞台美術2年 若佐怜奈

先日はご指導いただきありがとうございました。
今回は、前回と違って大道具という立場で稽古をつけていただきました。
役者でいると、どうしても自分のことでいっぱいになってしまっていたのですが、今回はこうして少し違った目線で見てみることで、また新しい発見がたくさん出来ました。
稽古中に立ち位置が…と悩んで止まってしまっていたシーン、若林先生の一言でスーッと変わっていきました。
さらにそのシーンだけでなく、その後に続く場所も、1箇所が改善されたことによって伸びやかに演じられていたように思えました。
若林先生が教えてくださることを聞く度に、そんな手もあったのか!と毎回驚いています。
考えてみると、どうにも発想が固くなり、自分で限界を決める癖が付いてしまっています。
これを脱却するためには、いつまでも若林先生の言葉に甘えるのではなく、このご指導を自分の物にすることが大切だと思いました。
前回教わったことをまだまだ生かしきれていませんでしたし、今回学んだこともこれから全てうまく活用していくことは難しいと思います。
ですが、それが出来てこそ大きな前進になるはずです。
若林先生からたくさんのヒントをいただいたので、少しでも多く、劇にとって+に出来るように頑張ります。本当にありがとうございました。
                          

▼ 2年 舞台美術 畠山

c0209544_15483570.jpg今回は、前回とは違って舞台美術という役割でアドバイスやご指導を頂きました。初めてやった舞台美術専門だったので、まだまだ未熟なところも多かったので今回、若林先生のご指摘を頂けたのが、とても有難かったです。
これまでで結構困っていたのが、ラストシーンのダンボールの倒し方でした。これまでは両脇から紐で引っ張って、ドミノのように倒すという方法にしていましたが、今回若林先生に頂いた案は、すっごく原始的だけど、今まで自分が考えていなかった方法で、一つの方法に縛られすぎていたなと思いました。もっと頭を柔らかくしなきゃなと考えさせられました。
演技指導も、照明も音響も、様々なことを教えてもらえて、自分は舞台美術専門だったけど、これからの活動でもすっごく役立つと思うし、パンチのひき方とかも、一から教えて頂けたので、活用していきたいと思います。

 
▼ 家庭教師 女 役 3年 本橋 夏希

先日は、たくさんのご指導ありがとうございます。
私は、家庭教師の女の役でした。
お忙しい中、最後のぎりぎりの時間でも、お教えて頂いて本当に嬉しかったです。
一つ一つの台詞の放物線を少し意識するだけで、かなり印象が変わることを改めて知りました。そして、私は、苦手な所を知ることが出来ました。なので、そこをたくさん練習して自然な会話に聞こえるように頑張ります。さらに、立ち位置もはっきり分かって、真ん中に自然と来れるようになれました。
家庭教師は、脇役で、しかも殺されてしまうというかなりインパクトの強い役でプレッシャーが凄くとても緊張します。 ですが、3年生最後の大会を思いっきりやり切りたいです。 本番、頑張ります!本当にありがとうございました。


▼ 2年 舞台美術 吉田日向花

今回は舞台美術として稽古に参加させていただきました。正面からみることで立ち位置や、放物線を意識した時のセリフの変化に気づくことができとても勉強になりました。

舞台美術では舞台の崩し方をみていただきましたが、手で押したり棒で叩くことによってこんなに綺麗に崩れるのだなと感動しました。想像通りの舞台崩しができ嬉しかったです。これから春大にむけて、自分たちの都合で考えるのではなくお客様目線で舞台を作っていきたいと思います。とても貴重なお時間をありがとうございました。


▼ 栗山役 2年 黒瀬奈央

c0209544_15522218.jpg今回、栗山という役で長ゼリフが多くてどういう風にいえば観ている方の心に届くのかなど、自分ですごく悩んでいて落ち込んでいたのですが、若林先生に放物線の活用の仕方を教えていただけて本当に勉強になりました。放物線がまだ上手く使えないので大げさに声の大きさに差をつけて、今後自分のものに出来るように頑張りたいです。自分は目のはりに比べ声のはりが追いついてないということで、自分の課題として稽古に励んでいきたいと思います。
自分達に一つ大きく欠けていたことがありました。それは「客目線で考える」ということです。当たり前のことながら、自分達は自分達の都合で色々なことを決めていました。まず大事にしないといけないのは芝居を観てくれているお客さんなので、しっかり考えていきたいと思います。
今回のご指導でたくさんのことを気づき、学ぶことができました。本当にありがとうございました。

                            
▼ 顧問 柿崎 伸夫

今回のご指導で「観客目線」という基本を痛感させられました。
ともすれば学校や部の事情という「有能な」弁護士によって守られようとしがちなのですが、芝居は観客から観て引き込まれるか引き込まれないか、それだけです。そこに自分たちの事情など関係ないとのご指摘は胸のつっかえを取ってくれました。
放物線・立ち位置など技術的なご指導で部員が見る見るエネルギーが増してきたのはいつも驚かされますが、心の部分で「自分を守らない」ことを理解していけば自然と芝居に向かうエネルギーが強くなると信じて指導していきたいと確信しました。

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by tetsubin5 | 2017-04-17 13:10


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