演劇のお医者さん(若林医院)

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2017年 04月 05日

◆深谷第一高校演劇部

【日時】 2017.4.5(水)
【場所】 正智深谷高校・地下ホール
【芝居】「勇者+X=?」作/橋本迅
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■■【往診内容】

3年ぶりの医院。なので、まったく初めての人々。
ただし、シナトラのワークショップで顔なじみが二人。マッキーとナッキー。
午前中、雰囲気づくりも兼ねて、芝居に対する考え方を変えるべくいろんな話をする。
芝居って、結局人間を解放するためのもので、楽しくなくてはならない。
でそれを、「放物線(テクニック)=外への驚き(エンジン)」に収斂させる。
これで午後の練習が楽しくならなければ、午前中の話は意味が無くなる。

午後は動きのデッサンから役者の動き、しゃべりを有機的に直す。
気持ちがハッキリ前に出てきた。
これで楽しくならないわけはない。
しかし、このいくつかの原則を、これからみんなで広げていけるか?
期待したい。

■■【感想】
会場校顧問 佐竹

本日は春季大会の会場校として、一日深谷第一高校さんの若林医院の直しを見学させていただきました。
午前中は、若林理論のレクチャーが行われ、それが済んだら早速に直しに入りました。直した場面は冒頭シーンとクライマックスの戦闘シーンの二箇所です。
深谷第一高校さんはとても基礎力が高く、若林先生の仰ることをみるみる吸収していく様子が見てとれました。冒頭シーンは机の配置を直すこととセリフの言い方の直し、また「誰に」「どのように」「どんな気持ちで」セリフを言うのか、また役者の動きなどを常に具体的に「行動」としてお示しくださいました。キーワードは、「オドロキ」「セリフのABC」「お客が見たときにどうか」ということを中心に行われました。また「芝居は差である」として、その具体的展開としての演出指導がなされていきました。結果どんどんと芝居が見やすくなり、役者の皆さんも生き生きとして楽しそうになっていきました。
午後に指導が行われた戦闘シーンは登場する役者も多くなり、殺陣なども入ってきて整理も難しかったのですが、「役者の育て」と芝居全体の整理、セリフの問題や反応、役者の身のこなし(体勢)や殺陣についてと多岐にわたる問題点を次々に若林先生が整理されていかれました。
会場校としては顔あての位置を変更してくださいました。またバック面・袖の処理方法を教えてくださり本番に向け、芝居空間として本校の地下ホールの整備がさらに進んでいきました。感謝申し上げます。
本校としては、他校さんを迎え入れ演劇祭を催す準備をさらに進めていきたいと思います。本日はありがとうございました。


音響 蜂須賀 彩音

普段の練習では学べないセリフの言い方など、とてもためになることばかりでした。特に放物線の話はとてもわかりやすかったです。役者のセリフの言い方もとても自然で、生き生きと変わったと思います。普段の練習より楽しくできたし、内容もとても濃かったです。今回教えてもらったことを今後の劇に活かしていけるようにしていきたいと思います。


▼ シオン役 福本 優

初めて聞くことが多く、稽古を始める前からドキドキ、わくわくしていました。「放物線」のこと、「驚き」のことなど聞けば聞くほど「実践してみたい」と思いました。いざ、稽古を始めてみると、午前中に聞いたことを実践するのが結構難しく、少し戸惑いました。でも、先生が丁寧に教えて下さったおかげで、何となくコツをつかむことができたと思います。できるようになると演じることがより一層楽しく感じました。今回教えて頂いたことをこれからの稽古で実践していきたいです。春の大会、ぜひ見に来て下さい!!!


▼ ハルキ役 髙梨 翼

僕は以前、ワークショップに参加し「意識を飛ばす」ということを教わりました。しかし、今でも「あっ!」と驚くことが出来ません。最近では忘れてさえいました。今回、先生から改めて教わり、自分が演じていると分かりませんが、見ている側からは分かるようで、できていないと「驚いて!」と言われ、本当に少しずつですが、気づけるようになってきました。今回は「セリフの放物線」というのを教わりました。普段の会話もそうなっていると聞いて、意識して耳を傾けていると本当になっていて、とても驚きました。だた、演技になると上手くできず、それにばかり集中していると驚くことを忘れてしまいます。難しいですが、必死に頑張っています。本当にありがとうございました。


▼ 手下役 田形ナミエ

始めてプロの方のお話しを聞き、指導を頂けてすごく楽しく劇ができました!感想を聞かれた時にも言いましたが、私はすごく単調だと言われてきて、自分ではどうすればよいか分からなかったのですが、放物線の話を聞いて、すごくスッキリした感じがしました。自分が何故単調と言われていたのか、どうすればいいのかが分かってうれしかったです。驚きのことも言われてなるほどと思いました。「平面を立体に」の話もすごく好きでした。教えてもらったことを活かして頑張ります!


▼ 魔王役 殿木 悠斗

自分は今まで魔王を演じていて、魔王を魔王というカテゴリーだけでしか捉えていなかったので、先生の仰っていた「ヤクザのように」という一言がとても新鮮で、行き詰まっていた自分の目の前の壁が取り払われたようなとても清々しい気分になりました。先生のご指導で、自分はかなり伸びしろを頂いたように感じます。それをしっかりと活かしていけるよう、そして、大会当日先生に「ストップ」と止められないように、日々精進していきたいと思います。本当にありがとうございました。


▼ レイ役 鷲尾 有香里

最初から、テキパキと動きをつけていくのかと思っていたので、どのような方法でやっていくのか、とても緊張していましたが、お話をして場を和ませてから舞台稽古に移っていくという流れにより、リラックスした状態で稽古に臨むことができました。午前中に放物線の話を聞いて、午後にすぐ活かせるというのはすごく身に付きやすい環境でよかったです。何回も教わりたくなるような稽古をありがとうございました。
 

▼ 照明 飯島 詩央里

私の演劇に対する見方をガラッと変えた貴重な1日となりました。当初とても緊張していたのですが、とても先生が気さくな方で、すぐに心が和らぎ、どんどん演劇という名の森に引き込まれていくようでした。私は以前、文化祭劇で役者を担当した際に、「抑揚がない」と指摘されたことがあり、放物線の話はまさに目からうろこでした。A, B, Cと設定することで、わかりやすくなり、また、ささやくことで声が届かないのではといった心配もしましたが、リアリティが増すのは聞いていて本当だと驚きました。この他にも、あっこれもやっていいんだ!と思えることがとても多く、ただただ驚くことばかりで、演劇が自由ということを改めて感じることができました。動きも繊細なものが多く、キャラにぴったりだと見ていて驚きました。先生は恥ずかしがり屋だと仰っていましたが、独特な考え方、初対面の人と打ち解けられるコミュニケーション能力など、人間的にも教わりたいことが山ほどありました。そんな若林先生に教えて頂いたことは、これからの演劇部の活動などに確実に役立ちます。貴重な時間をさいて頂き、本当にありがとうございました。


▼ 音響、影アナ 用皆 桐華

今回、初めて声の放物線と驚きについて学びました。リラックスして劇を完成させるために、おもしろい話をして頂けたので、練習でも取り入れたいです!ここまで詳しく教えてくれる人が今までいなかったので、楽しく、そして秋の大会の前に指導を受けたかったと後悔しています。役者への指導はもちろん、音響・照明・演出へのご指導もためになりました!そして、影アナの時の声も褒めて頂けたことが、私にとってすごい励みになりました!本当にありがとうございました。これからも頑張ってみんなと協力して、いい劇を作っていきます。
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by tetsubin5 | 2017-04-05 21:46


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