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演劇のお医者さん(若林医院)

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2016年 06月 28日

◆劇団400 イコダコイ  天シアター・Yamannne Open6 本番

【日時】 2016.6.25(土)26(日) 天シアター・Yamannne Open6 本番
【場所】 天シアター・Yamannne
【芝居】 コイケユタカ・作 不惑のアクセス
【参加者】 小関愛美 千葉克文、コイケユタカ、鉄びん、金子祐子
◆劇団400 イコダコイ  天シアター・Yamannne Open6 本番_c0209544_21090960.jpg
■■【診察カルテ】

もう力のある人達の芝居なので、演出はひたすら楽しい作業でしたね。
県外から危うい運転で駆けつけてくるまなみ~に楽しんでもらいたい気持と、
コイケ先生の「いい人引き」の治療と
千葉の(今までやってこなかったので、みんなの前では指摘しにくい)台詞の基本の治療とがない交ぜになって、でも毎回楽しい治療だった。

いやあ~しかし、私にとってはなんと言っても座長のイコダの出現が驚きでした。
「公開ゲネ」に出られなくなったまなみ~の代わりに、急遽出演が決まった関係で、ゲネの前日にフッとやまんねにやって来て、翌日の「公開ゲネ本番」をただただ楽しそうにやりこなして去って行ったのでした。若いマナミ~がいくら魅力的な演技でも、それはそれで彼女には出せない味でした。
私はと言えば、「そうだよな、Openってこれでいいんだよな」と思い直し、逆にこれからのマネジメントに大いなる勇気をもらったものでした。もともと「芝居で宴会」をやるように、まず芝居を楽しむだけが目的ではじめたOpenなのでした。これからのマネジメントに光を当ててくれました。もちろんそれは、練習を否定するものではなく、事実、上述の事柄はみんな練習を積んだ過程があっての成果です。言い換えれば、最終目標はもっとゆるく、楽しいところに置いておきたい、つまりいろんな芝居の楽しみ方があっていいと、改めて再認識させられたのでした。


■■【感想】

▼ 小関愛美(まなみ~)

お疲れさまです。
今回でおーぷんは2回目の参加で、最後の打ち上げまでみっちりの濃い二日間でした…前回よりさらに楽しめました。

公演日は、小池先生も千葉さんも役者として居られる時間がかなり少なかったにも関わらず、舞台にあがるとまったく支障がなくて。安心して芝居できました。まさにレジェンド…! すごい。あんな風にスタッフとか演出やってても自分の芝居で役者できるようになりたいなぁと…!あと想像してた以上にお客さんに笑って貰えて楽しかったです。公演数日前から「本番終わったらこの芝居もうできないんだよなぁ…」ってひとりでブルーになっておりました(笑)稽古も本番もずーーーっと楽しくて終わるの辛かったです(笑)。たくさんご迷惑かけたと思いますが、本当にお二人と芝居できたのが幸せでした。ありがとうございます!金子さんも時間を作ってゲネ参加して頂いて、感謝しきれません。今年の運はもう使い切った気がします!(笑)
 でもこの思い出だけであと10年は生きられます‼お疲れさまでした!

 今回公演に誘って頂いて、本当にありがとうございました。稽古も本番も楽しかったです!
来年もぜひ参加したいです! 役者でもスタッフでも!
本当にお疲れさまでした! ありがとうございました‼


▼ コイケユタカ (秩父農工)

 とにかく若林先生の演出を受けるた めに千葉に声かけ脚本書いて、と始めた企画なので、感謝しかありません!最終的には学んだことを秩父農工演劇部の指導に還元するのが目的ですが、ひとまず それは置き、役者としての精進や演技を愉しむことに集中しました。土曜朝が「左脳で考えた浅い」一本だったので、外に集中だけをテーマにリラックスして臨 んだ本番。快感!千葉&マナミー&伊古田に感謝です!


▼ 千葉克文  

舞台監督の仕事もあったわけですが、役者としては、ほんと楽しめました。コイケ先生ともガッツリ絡めたのも初だし、まなみちゃんとは初共演だし。このOpen企画が無ければなかなかできない組み合わせで、よかったです。
それに、急遽伊古田とも組め、改めて伊古田の役者センスも観れたし、いやぁ~最高でした。
個人的には、結局いつも最後は「気持ちで」ってことになってしまうのだけど、
今回は数回の練習を重ねて次回の役者に繋がるかなっていう「リラックス」だったり、
科白の言い回しだったり出来た気がします。
先生に役者として芝居の中を旅してって言われましたけど、今後の芝居も予測不能な面白い旅が出来たらと思いました。



▼ 金子祐子(イコダ・コイ)

今回は、まなみちゃんの代役で6/19のゲネのみ参加しました
若林先生、千葉センパイ、小池先生から電話をいただき、意外とアッサリ参加を決めてしまいました。
話をもらったのが2週間前、台本を見たのが10日前、直しで変わった台詞をまとめた最終的な台本を見たのは2日前の夜でした。
更にはゲネの5日前には3日間、私用で福岡に行っていました。
なんか無謀なことを引き受けてしまって大丈夫だったかしら~?と思っていました。
ですが、もうどうせ、まなみちゃんの様に可愛くは出来ないし、練習も前日しか出来ないのだから、自分の持ってるものでやるしかない!と、開き直ってやらせていただきました
ゲネ前日、始めての通し……。
これがまた最初から楽しくて、楽しくて
先生の直しは動きの調整くらいであっという間に終わりました。
一ヶ月前ならば直す所はたくさんあったのでしょうが、さすがに前日なので先生も見ないふりをしてくれたのでしょう。
結局、全部で10回も通さないで本番をやってしまいました。
本番が1番楽しくてノリノリにできましたよ。
練習しなくても、こんなに楽しく、すぐに芝居が成立してしまうことにビックリしています。
もちろん、お相手が千葉センパイと小池先生でしたので安心して出来ました。
先生いわく、経験者だからさっと集まって少し練習して芝居が成立しちゃう。
気負わずに、楽しんで芝居が出来る環境にしたい。
それが劇団400 ‼
今までは練習にあまり参加できないから、とか、仕事が忙しくて、とか、
がっつり練習しないと心配なので、とか、の理由で劇団400をお休みしていました。
でも、このやり方で出来るのであれば、劇団400への参加の仕方が変わってきます。
ハードルが下がるし参加しやすいと思います。
しかーし、私は先生の直しが大好きです。
直してもらって自分が良くなり、周りも芝居全体も上がっていき、本番に向けて良い芝居をつくるのも捨てがたいです。
なんとも、わがままな事を書きましたが、結論、みんなそのうち死んじゃうんだからやれる時は考えすぎずにやっちゃおう!楽しんじゃおう🎵って感じです。
急に、少しだけ参加したのに天末線のみんなは優しいし、居心地いいし、スタッフの引き受けは素晴らしくて、頭が下がりました。
天末線の芝居、すごく面白かった~。
練習の時より本番の方がやっぱり良かったですよ。
そして、劇団みどりのお二人の頑張りに感動しました。
面白かったです。
イコダコイは、お客さんもクスクス笑っていて、本番が1番良かったと思います。
まなみちゃんの若々しい演技が羨ましいです。

最後に……今回のことで、劇団400の可能性が広がりました。
どんな状況でも参加は出来るし楽しめる。
そして、長年若林先生に教えてもらったことは身についている、と思いました。
自信を持って楽しんじゃえばいいのかな?と思いました。
大したお手伝いもできず、いいとこ取りだけさせてもらい、そして楽しませてもらいました。
本当に、ありがとうございました。


by tetsubin5 | 2016-06-28 18:05


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