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演劇のお医者さん(若林医院)

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2014年 07月 25日

■南部地区演劇技術講習会

【日時】 2014.7/25(金)13:00~17:00
【会場】 川口市立県陽高校・陽春会館ホール
【参加校】 南部地区演劇部生徒・顧問
【見学】 浦和北高校、三室中学校、トラアナ小宮先生
■南部地区演劇技術講習会_c0209544_10504325.jpg

■■【往診内容

▼WSの目的は「 内容 「地区大会にすぐに役立つ演技と演出のコツ」
 素材上演校と役者スタッフは以下の通り

   ①南稜高校    【役者】金子まや、菊池愛海       【演出】 松原悠衣  【助演】 森角真帆
   ②鳩ヶ谷高校   【役者】瀬尾春人(Q)、鈴木拓也(P)  【演出】 早川奈穂子
   ③戸田翔陽高校 【役者】中西未由紀(Q)、橋爪紗南(P) 【演出】 小田原恭也

▼「芝居を立体に立ち上げるためのやり方」を
   ①「芝居の中心」とその移動でできる「芝居の線」をシッカリつくる。
   ②「台詞を相手に入れるための方法
の2つに特化してレクチャーしました。
う~ん、どうだったですかね?
でも南部地区の皆さんの「やる気」と、なんかとても「イイ感じ」が印象的でした。
ぜひ機会があればまたWSに行きたくなってしまう皆さんでした。



■■【感想】  川口市立県陽高等学校演劇部

●以下は、会場校として大変お世話になった県陽高校の感想です。
お礼の意味も込めて、終会後、ほんの少しばかり「直し」をさせてもらいました。
いやあ~、みんなで元気よく意見を出しながら、芝居をつくっているのがよく判りました。
地区頑張って下さい。(若林)


 岩田夢花(部長)

本日はお疲れ様でした。
講習を受け、中でも印象に残ったのは”外中心”です。
それによっていかに台本やそのセリフ、演技を立たせることができるのかが良く理解できました。
今後の練習や大会などに活かしていきたいと思います。
■南部地区演劇技術講習会_c0209544_23123995.jpg

また私達は本日の講習の会場校であるのをいいことに図々しくも、現在秋大会へ向けて練習している台本で悩んでいるシーンを見ていただきました。悩んでいた、役者の配置や動きの幅が広がりました。
これからも練習を重ね、より良い舞台にしてみせます。

本日は実際に演じた各校の方他校の方々共に、大変中身のある一日になりました。
またこのような機会があれば良いなと思います。
私達、県陽高校演劇部を初め本日参加した各校の演劇部共々、本日のことを活かして日々努力を惜しまず頑張って行きたいと心より思います。
若林先生、本日は本当にありがとうございました。


■■【感想】 川口高校演劇部

昨年、若林医院の往診をさせてもらった人達。1年ぶりの懐かしい顔をみて嬉しかったですよ。
今年はどんな芝居を見せてくれるのか、楽しみッス。


■南部地区演劇技術講習会_c0209544_110217.jpg▼ 吉田有紀(2年)
先日はありがとうございました。初めて演出に挑戦するので、見た目の演出しかできないし、分からないことだらけでした。内側からの演出の仕方やセリフのシャクリ防止の方法など、ためになることがたくさんあって、メモが追いつきませんでした。よりリアルな劇になるように、内側からの演出を頑張りたいと思います。

▼ 村松春果(1年)
先日はとても貴重なお話をありがとうございました。私は技術講習会の参加は初めてでしたが、とてもわかりやすくためになる話ばかりで楽しかったです。「アンブレラ」の手直しのところでは、セリフの言い方や動き方など細かく指導されていて、見ている方も学ぶことが多かったです。私は今回が初めてのキャストですが、頑張ります!


■■【感想】 三室中学校演劇部

●以下は昨日本番を終えたばかりの三室中学校のみなさんの感想です。
時間が無くて、ホロー出来ませんでした。ゴメンなさい。
中央大会頑張って下さい。(若林)


▼ 安形さん
今日はこんな会を開いていただきありがとうございます。特に『それ』や『これ』の声の高さの注意を気をつけたいです。やっぱり緊張してると『それ』や『これ』などの声の高さが変わってしまうので、先生がおっしゃってたように、ものを投げたように声を出す感じにすればいいということを学びました。私も緊張してしまうと、声が裏返ってしまう時があるので、 ものを投げながらセリフを言いたいです。

▼ 高寺さん
今日若林先生のお話を聞いて、私とかは見ていただけでしたけど、高校生さんたちがやっていて見ているだけでも楽しめたり勉強にもなったので行けて本当に良かったなと思いました。少しの事でも教えてもらえた事を無駄にしないで今後に生かしていきたいです。

■南部地区演劇技術講習会_c0209544_1115354.jpg▼ 濱田さん
今日のワークショップの感想です。個人的に思ったことですが、若林先生の演出は、これがあったからこうなった、という組み立てがすごく考えられているな、と思いました。それで劇の動作がリアルになったり、面白くなっていったりと変化が分かりました。私には無い観点から見ていて、先生の価値観が本当に定まっているなぁ、と感じました。

▼ 菅原さん
お疲れさまでした。「アンブレラ」では、指導されてたところが3校とも同じだったりして、とても勉強になりました。後、立体的という言葉も頭に残ってます。また、基礎練習や演出の仕事が細かく知れて良かったです。少し難しい部分もありましたが、勉強になりまた、楽しかったです。

▼ 番場さん
今日は、知らない言葉がバンバンでたので難しかったです。1月にきてくださる時は今回でた言葉をしっているようにしたいです今日はありがとうございました。

▼ 顧問  御法川先生
・生徒さんたちが段々変わっていくのがわかりました。納得するとどんどん良くなっていく過程が見られて楽しかったです。一年生と三年生では、その変わっていくスピードに違いがありました。演劇入門期に部内でこのようなレッスンを十分積むとワークショップの能率も良いのかなと思いましたが、生徒だけでできるわけもなく、やはり指導者も勉強しないといけないといけませんね。というか、こういう機会がもっとたくさんあると、中学の指導者にも開かれているといいなと思いました。

■南部地区演劇技術講習会_c0209544_1123729.jpgさて、今回、アンブレラを拝見して感じたことですが、
・台本が中学生には難しい、あるいは、一瞬一瞬の細かさが理解できるかどうか、難しいかもしれません。もう少し短いものか、あるいは、教室や家庭を題材にした短い台本があるといいなと思いました。童話や昔話とか。でも、アンブレラを変えたいということではありません。

・用語の理解がまだされていない状況ですので、その用語の理解のためのレッスンがまずあるとありがたいです。高校生だと一つのお芝居のなかで、同時にやっていくこと、理解することができますが、中学生だと個人差もあり、できれば、取り立ててやっていただけるとありがたいです。

・基礎練習も誰か助手さん、お手伝いいただける高校生さんがいて最初にやっていただけるとありがたいです。今年の六月、浦和北高校の生徒さんが講師となって、中学生の演劇ワークショップを開催しました。浦和北高校さんは、若林先生の基礎練習をおやりになっていたと思います。

・生徒さんがどんどん変わっていくのを見ているのが楽しいですね。
それにしても、若林先生は変えていく言葉をたくさん持ってらして、さらに長時間付き合うことができて。ほんと素晴らしいなと思いました。根気という言葉が生きてます。
1月が楽しみです。

素晴らしいワークショップを見学させていただきありがとうございました。

by tetsubin5 | 2014-07-25 23:13


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