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演劇のお医者さん(若林医院)

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2011年 08月 23日

■東京学芸大学附属高校演劇部

【日時】2011.8/22(月) 11:00~20:45
【場所】東京学芸大学・芸術館
【芝居】あさだたかき/作「ビーム!

■■【往診内容】
▼いやあ~、楽しい治療だったッス。
みなさんの芝居に向かう向かい方が素晴らしかったッス。
きっと顧問の先生始め、みんなで意見を出し合いながら、チームワークを育みながら、芝居を創ってきたんだと思います。そういう皆さんの素直な気持ちを一杯いただきました。
▼芝居がどんどん変わり、意識がどんどん開かれて、イメージがどんどん解放される喜び(少し大げさかな?)は、なにものにも代え難い喜びです。
演劇って「人間を解放するすごいツール」だなって、あらためて思いながら、真夜中の府中街道をひた走って、秩父に帰ってきました。
▼いい芝居になることを期待してまっせ~!


■■【感想】浅田孝紀 学芸大附属高校演劇部・顧問

▼ついに念願の往診をしていただき、本当にありがとうございました。この日が来るのを待ちわびておりました。合宿中で行き届かないところも多かったことと思いますが、厳しい下校時刻に縛られずじっくりとご指導いただくことができて、有難かったです。無謀にも自作の台本で地区大会に臨むことにしてしまいましたので、基本的な演出は私がつけつつ演出の生徒にも振っていましたが、結局往診前には「目張り」と「気づき」を仕込むまでで精一杯でした。でも、これを先にやれていなかったら、きっと1日で2~3ページしか進まなかった気がします。全員の出の部分をカバーしていただき、本当に大感謝です! 生徒たちも大変喜んでおります。
▼私自身の大きな反省として、自分の中にある「古い薬局」のイメージにとらわれていて、「空気の通る道を作る」ことを忘れていました。空間の端から端まで使うべきことも、忘れていました。いやー、お恥ずかしいです。
▼言葉は放物線であり、だから2音目・2フレ目を立てるということ。これは前からお教えいただいていましたが、その具体的な指導法として、ボールなどを投げながら練習することで、滑舌まで良くなるというのは本当に驚きでした。これだけで目からウロコが10枚くらい落ちました。だからこそ台詞が相手に入るのですね。
全部つながりました。
▼あとはもう、いつもの若林先生の独壇場で、芝居のあらゆるところが立ってきました。前の方の通しなどは、自分の書いた台本とは思えないほどでした。台本に命を吹き込んでいただき、本当に幸せです。
▼往診前はとにかく通せるように形をつけるばかりでしたが、これからは若林先生の演出法を真似ながら、私も生徒もガンガンやっていけると思います。文化祭まではあと2週間ほどですが、地区大会まではまだしばらくありますので、やれる限り頑張っていきます。またご指導のほどよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました!!

by tetsubin5 | 2011-08-23 00:33


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